H3ロケット8号機、打ち上げ直前に中止!原因は設備系の異常
2024年2月17日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げ予定だったH3ロケット8号機ですが、打ち上げ直前に中止となりました。当初12月7日に予定されていた打ち上げは、機体制御機器の異常で一度延期されており、今回もまた、設備系の異常が原因です。
打ち上げ寸前でカウントダウンストップ
午前11時11分に予定されていた打ち上げ時刻になってもロケットは上昇せず、カウントダウンも途中でストップ。発射地点には機体がそのまま待機している状況でした。現場からは、期待していた観客の落胆の声も上がっています。
搭載されていた「みちびき5号機」とは?
H3ロケット8号機に搭載されていたのは、日本版GPSとも呼ばれる「みちびき5号機」です。この衛星は、スマートフォンの位置情報精度向上や、カーナビゲーションの信頼性向上に貢献することが期待されています。今回の打ち上げ中止は、これらのサービスの向上に影響を与える可能性があります。
JAXAからの今後の説明に注目
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、今回の打ち上げ中止の原因となった詳しい状況について、後日説明を行う予定です。今後の情報公開に注目が集まっています。
見学客の反応
今回の打ち上げを見に来ていた人からは、「打ち上げ中止になってとても残念。また次のチャンスがあれば来たい」といった声が聞かれました。ロケット打ち上げの機会を心待ちにしていた人々の期待は、次へと持ち越されることになりました。
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