H3ロケット8号機、直前で打ち上げ中止！準天頂衛星「みちびき」5号機搭載

鹿児島県の種子島宇宙センターから予定されていたH3ロケット8号機の打ち上げが、直前のカウントダウン中に緊急停止となり、中止されました。最新情報をお届けします。

打ち上げ直前の緊急停止

午前11時11分に打ち上げられる予定だったH3ロケット8号機は、打ち上げ20秒前を切ったところで突如、カウントダウンがストップ。直後、「緊急停止が発令された」というアナウンスが流れました。搭載されていたのは、日本の測位衛星システム「準天頂衛星システム「みちびき」」の5号機です。

延期からの再延期…背景は？

今回の打ち上げは、当初今月7日に予定されていましたが、機器の不具合が判明し、17日に延期されていました。しかし、今回もまた直前で打ち上げが中止となる事態となりました。JAXA（宇宙航空研究開発機構）は現在、状況を確認しているとのことです。

「みちびき」5号機とは？

「みちびき」は、日本独自の測位衛星システムで、GPSなどの既存システムを補完し、より正確な位置情報を利用可能にする目的で開発されています。今回の5号機は、サービスの向上と安定化に貢献することが期待されていました。

今後の展望

H3ロケット8号機の打ち上げ再開時期は、JAXAの調査結果を踏まえて決定される見込みです。今後の情報に注目が集まります。宇宙開発の最新情報は、日テレNEWSNNNで随時更新されます。