H3ロケット8号機、直前で打ち上げ中止!宇宙ファンから落胆の声
鹿児島県の種子島宇宙センターで予定されていたロケット「H3」8号機の打ち上げが、直前に中止となりました。17日午前11時11分に予定されていた打ち上げを心待ちにしていた宇宙ファンからは、落胆の声が上がっています。
カウントダウン直前の緊急停止
発射場から約6キロ離れた南種子町の長谷公園には、早朝から多くの宇宙ファンが集まり、望遠カメラを構えて発射の瞬間を待ち構えていました。しかし、園内アナウンスによるカウントダウンが「20、19、18…」と進む中、打ち上げ直前で突然ストップ。その後、打ち上げ中止のアナウンスが流れ、会場からは「あーっ」というため息が漏れました。
会社を休んで見に来た人も…
大分県由布市から訪れていた会社員(34歳)は、「一生に一度は実際にロケットの発射を見てみたいと思い、会社を休んできたのに、本当に残念です」と、がっかりした表情で話していました。H3ロケットの打ち上げは、日本の宇宙開発にとって重要な一歩となるはずでしたが、今回は実現しませんでした。
今回の打ち上げ中止の原因については、今後の調査で明らかになる見込みです。JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、原因究明と再発防止に努め、次回の打ち上げに向けて準備を進めていくとしています。
H3ロケットの今後の動向に注目が集まります。
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