SBI新生銀行、3度目の上場!初値は1586円、今年最大のIPOに
SBIホールディングス(HD)傘下のSBI新生銀行が、12月17日に東京証券取引所のプライム市場に再上場しました。初値は公開価格の1450円を上回り、1株1586円で取引を開始。時価総額は1兆4200億円と、今年度の新規株式公開(IPO)としては最大規模となっています。
新生銀行の歴史とSBIグループ傘下へ
SBI新生銀行のルーツは、かつての日本長期信用銀行に遡ります。1998年の公的資金投入、一時的な国有化、そして経営破綻という苦難の時代を経て、2004年に新生銀行として再上場を果たしました。その後、2021年にSBIHDの連結子会社となり、2023年には一度上場を廃止していました。今回の再上場は、SBIグループの一員として新たなスタートを切ることを意味します。
再上場セレモニーで川島社長が意気込み
再上場を記念したセレモニーでは、SBI新生銀行の川島克哉社長が鐘を鳴らし、関係者とともに喜びを分かち合いました。川島社長は、今後の成長戦略について「デジタル技術を活用し、顧客に寄り添った金融サービスを提供していく」と語り、SBIグループとのシナジーによる更なる飛躍への期待を込めました。
今後の展望:デジタル戦略と成長への期待
SBI新生銀行は、SBIグループの金融ノウハウとデジタル技術を融合させ、従来の銀行業務にとどまらない、革新的な金融サービスの提供を目指しています。今回の再上場を機に、更なる成長が期待されるSBI新生銀行の今後の動向に注目が集まります。
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