ソウルの少女像、未来文化遺産へ?韓国与党議員が保護強化を訴え
旧日本軍の慰安婦被害者を支援する活動が活発化しています。17日、ソウルの日本大使館付近で行われた定例「水曜集会」に、韓国の与党「共に民主党」の国会議員4名が参加し、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の保護強化を訴えました。
少女像を未来文化遺産に!
集会に参加した朴柱民(パク・ジュミン)議員は、ソウル市に対し、少女像を「未来文化遺産」に指定することを強く要求しました。現在、少女像の撤去を求める保守団体による抗議活動が頻発しており、周囲には警察のバリケードが設置されています。未来文化遺産に指定されれば、より手厚い保護や支援が可能になると訴えました。
慰安婦問題に関する法案の早期成立を約束
金容萬(キム・ヨンマン)議員は、自身が代表として提出した「日帝下日本軍慰安婦被害者に対する保護・支援および記念事業などに関する法律一部改正法律案」の早期成立を約束しました。この法案には、慰安婦に関する虚偽事実を流布したり、少女像を毀損・汚辱したりする行為を処罰する内容が含まれています。
水曜集会とは?
「水曜集会」は、1992年から毎週水曜日にソウルの日本大使館付近で行われている慰安婦問題を訴える市民団体による集会です。長年にわたり、慰安婦問題の解決と真相究明を求める声が上げられています。
今回の集会への与党議員の参加は、慰安婦問題に対する韓国政府の強い姿勢を示すものと言えるでしょう。少女像の保護強化や関連法案の成立が、今後の慰安婦問題の解決に繋がるか注目されます。
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