新井監督、若鯉に「時間」の厳命!育成は期限付き、遅刻は即アウトでチーム再建へ
広島東洋カープの新井貴浩監督(48)が、来季のチーム再建に向けて「時間」をキーワードに、若手選手たちに強いメッセージを送っています。2年連続Bクラスに終わった今季、ベテラン選手の抹消やドラフト戦略、そして練習態度に至るまで、「時間」を意識した厳しい姿勢が鮮明になっています。
若手育成に期限を設ける理由
新井監督は、若手選手への起用を「無制限」とは考えていません。「チャンスは無限ではなく、有限だから」と繰り返し警鐘を鳴らし、若手たちに自覚を促しています。今季は登録枠を空けて若手に実戦経験を積ませましたが、これはあくまで将来を見据えた投資であり、「いつまでも続くとは思ってもらっては困る」と強調しています。
その姿勢は、今秋のドラフトにも表れています。9人中8人を大学生や社会人から指名し、即戦力となる選手を積極的に獲得。新入団会見では、右肘手術明けの高木快大投手(21)を除く7人を来季の春季キャンプに抜擢する方針を明言しました。
一軍キャンプへのアピールタイムは終了間近
来年2月の春季キャンプまでに、新人を含む選手たちは一軍か二軍に振り分けられます。一軍の枠には限りがあるため、キャンプに参加した若手の中にも、オフの間に「アピールタイム終了」となる選手が出てくる可能性が高い状況です。厳しい競争が予想されます。
遅刻は即アウト!徹底した時間管理
もう一つの「時間」は、文字通り「時計」を意味します。オフの練習や秋季キャンプで、若手選手の遅刻が複数発覚。新井監督は、社会人、そしてプロ野球選手として守るべき最低限のルールを逸脱する行為に対し、激怒しました。遅刻した選手は、翌日の練習から即座に外されるなど、厳格な態度で臨んでいます。
チーム再建の基軸に「時間」を据える
2年連続Bクラスという結果を受け、チーム内外からは「緩んでいる」との声も上がっています。新井監督は、「時間」をチーム再建の基軸に据え、チームの引き締めと底上げを同時に目指していく構えです。来季は、これまで以上にピリッとした空気が漂うかもしれません。
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