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東京駅完成記念日:100億円超の費用をかけた駅舎の歴史と魅力

投稿日:2025年12月18日

12月18日は「東京駅完成記念日」。100億円以上をかけて作られた、東京のシンボルである東京駅の歴史と、今楽しめる魅力をご紹介します。

東京駅の誕生と歴史

1914年(大正3年)12月18日、6年半280万円(現在の価値で100~200億円)の費用をかけて建設された東京駅の完成式が行われました。当時、丸の内はまだ野原だった場所。皇居の正面に位置し、皇室専用の貴賓出入口も設けられました。2日後の12月20日に開業し、東海道本線の起点として東京の新たな玄関口となったのです。

辰野金吾氏による美しい駅舎

東京駅の丸の内口駅舎は、建築家辰野金吾氏(1854~1919年)の設計による赤煉瓦造りの美しい建物です。2003年(平成15年)には国の重要文化財に指定されました。しかし、1945年(昭和20年)の空襲で屋根や3階部分が焼失。戦後の復旧工事では、資材不足のため2階建てとなり、屋根も八角形に変更されました。

創建当初の姿への復原

歴史的な建造物を未来へ継承するため、2007年(平成19年)から約500億円をかけて、創建当初の姿に近い復元工事が行われました。そして、現在では往時の美しい姿を取り戻し、多くの人々を魅了し続けています。ちなみに、2024年(令和6年)に登場した新紙幣の新1万円札の裏面には、この丸の内駅舎が描かれています。

東京駅はただの乗り換え駅じゃない!

2024年度の東京駅の利用者数は、1日平均43万4564人。新宿、池袋に次いでJR東日本エリア内で3番目に多い利用者数を誇ります。総面積は約18万2000平方メートル(東京ドーム約3.9個分)と広大で、電車に乗降するだけでなく、様々な楽しみ方があります。

駅構内には魅力的なショップやグルメが充実

レトロな雰囲気漂う丸の内口と、スタイリッシュな八重洲口。そこをつなぐJR改札外、改札内の構内や地下通路には、グランスタ東京東京駅一番街をはじめ、飲食店やお土産店など様々なショップが充実しています。東京で話題のお土産はもちろん、全国各地の名物も手に入ります。筆者のおすすめは、地下鉄丸の内線東京駅からJRに乗り換える改札口付近にある日本酒のスタンドバー。ぜひ立ち寄ってみてください!

東京に住んでいると、東京駅は乗り換えや旅行の際に利用するだけになりがちですが、一度ゆっくり探索してみてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれません。

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