立憲・野田代表「来年通常国会で解散総選挙の可能性」次期衆議院選挙へ準備開始
臨時国会閉幕を受け、立憲民主党の野田佳彦代表が、高市早苗総理大臣が来年の通常国会中に解散総選挙を仕掛けてくる可能性があると述べ、次の衆議院選挙に向けた準備を進める考えを示しました。政治情勢が大きく動く可能性に注目が集まっています。
解散総選挙のタイミングは?
野田代表は「任期いっぱいに追い込まれての解散は避けたいでしょうから、能動的な解散をするとなると来年だと思うので、通常国会のどこかで仕掛けてくる可能性は十部あると思うのでしっかりと準備をしていきたい」と語りました。つまり、高市総理が政権の主導権を握るために、自ら選挙に踏み切る可能性を示唆しているのです。
臨時国会を振り返り、自民党への批判
臨時国会について野田代表は「自民党は高市総理の個人芸に頼っている。逆に言うと独断専行で危うい」と批判しました。今後の通常国会では、政策議論だけでなく、自民党の政治姿勢の違いを明確に示すことを強調しています。
国民民主党は連携強化へ
国民民主党の玉木雄一郎代表は、自民党との協議が大詰めを迎えている「178万円の壁」の引き上げが実現すれば、「今後の連携のあり方についても、当然幅も深さも広がる」と述べ、自民党との関係強化に期待を示しました。この問題の解決が、今後の政局に大きな影響を与える可能性があります。
公明党と日本維新の会の関係性
自民党との連立を解消した公明党の斉藤鉄夫代表は、新しく連立を組んだ日本維新の会との国会運営について「新しい政権与党の進め方は乱暴すぎたのではないか」と苦言を呈しました。与党内の連携や、今後の国会運営に課題が残る状況です。
今回の臨時国会での各党の動きや発言から、今後の政局は解散総選挙を視野に入れた激しい駆け引きが予想されます。各党がどのような戦略で次の選挙に臨むのか、注目が集まります。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る