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ライブ会場近くの病院トイレ利用問題、元小児患者が訴え「命に関わる行為」

投稿日:2025年12月18日

先日さいたまスーパーアリーナで開催されたライブイベントの際、会場近くの埼玉県小児医療センターさいたま赤十字病院のトイレやコンビニエンスストアを、イベント参加者が利用する事態が発生しました。この行為に対し、元小児患者の蒼衣海子さんがX(旧Twitter)で「バイキン扱いですかぁ?」と悲痛な訴えを投稿し、大きな反響を呼んでいます。

病院は「最後の砦」感染症対策の重要性

さいたま赤十字病院は、救急医療やがん診療など高度な医療を提供する地域の中核病院です。埼玉県小児医療センターは、命に関わる重症患者を対象とする三次救急の急性期病院であり、「最後の砦」とも呼ばれています。これらの病院には、感染症に極めて弱い患者が多く入院しており、外部からのウイルスや細菌の持ち込みは生死に関わる重大なリスクをもたらします。

元小児患者の切実な訴え

10代の多くを埼玉県小児医療センターで過ごした蒼衣海子さんは、X(旧Twitter)で自身の経験を語り、一般の人々が安易に病院に立ち入ることの危険性を訴えました。「軽い感染症ひとつが命取りになる子どもたちです。軽い気持ちで入らないで。一般人が入っていい場所じゃない」と強く訴え、当時の入院生活を振り返りました。

「奇跡のような繋がり」を守りたい

蒼衣海子さんは、「あの頃同じ病院に入院してた方からリプを頂いて嬉しかった。あの病院から生きて退院できた人が今も生きてくれていて、本当に本当に嬉しかった」と、退院後も生きる人々との繋がりを大切にしていることを明かしました。また、「同級生だった友だちと、同室だった女の子は病院の地下階から車で出て行きました。そういう場所でした」という言葉には、病院が持つ特別な意味合いが込められています。

イベント参加者へのお願い

今回の問題を受け、イベント開催時には、会場周辺の公共施設を利用するのではなく、イベント会場のトイレを利用するなど、感染症対策に配慮した行動が求められます。病院は、治療や緊急医療を必要とする人々のための場所であり、安易な立ち入りは控えるべきです。

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