高杉吏麒騎手、ウォーターリヒトでGI初制覇なるか!マイルチャンピオンシップに挑む
競馬界の若手ホープ、高杉吏麒騎手が、待望のGI制覇に挑みます。パートナーは、今年の東京新聞杯を制したウォーターリヒト(牡4)。11月9日(土)に開催されるマイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)で、高杉騎手はGIの舞台で初めての勝利を目指します。
高杉吏麒騎手の快進撃
高杉吏麒騎手は、2005年9月28日生まれの20歳。滋賀県出身で、2024年3月にデビューしました。デビューからわずか半年でルーキー最多の48勝を挙げ、JRA賞の最多勝利新人騎手を受賞するなど、その才能を早くから開花させています。今年に入っても既に61勝をマークし、全国リーディングで14位につけている高杉騎手。その勢いは止まることを知りません。
ウォーターリヒトの強みと課題
マイルチャンピオンシップのパートナーとなるウォーターリヒトは、今年の東京新聞杯で確かな実力を見せました。しかし、その後の安田記念、中京記念、富士Sでは、いずれも期待されたほどの成績を残せていません。それでも、全てのレースで上がり3Fが2位以内と、末脚の鋭さは健在です。また、京都コースではシンザン記念3着、きさらぎ賞2着と実績があり、コース適性も問題ありません。GIという舞台で相手は格段に強くなりますが、末脚が活きる展開になれば、上位争いに食い込む可能性は十分にあります。
GI初騎乗の経験と期待
高杉騎手はこれまでJRAの重賞に24回騎乗していますが、最高着順は今年の京都記念のバビット、レパードSのハグで記録した4着。GIの騎乗経験は宝塚記念のプラダリアでの13着のみです。GIの舞台では、経験豊富な先輩ジョッキーたちとの戦いとなりますが、若手らしい思い切った手綱捌きで、伏兵ウォーターリヒトを勝利に導けるか。競馬ファンからの期待が高まっています。
高杉騎手とウォーターリヒトのコンビが、マイルチャンピオンシップでどのような走りを見せるのか、注目が集まります。
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