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珠城りょう、退団後初のトート歌唱!『エリザベートガラ・コンサート』で見せる“濃度100%”の表現

投稿日:2025年12月18日

宝塚歌劇団を退団後、ドラマ『VIVANT』や大河ドラマ『べらぼう』など幅広い活躍を見せる珠城りょうさんが、ミュージカル『エリザベート』のガラ・コンサートで、再びトートの楽曲を歌います。2018年に月組公演でトートを演じた珠城さんにとって、このコンサートは特別な意味を持つのではないでしょうか。

『エリザベート』との出会いと、トート役への挑戦

1996年に宝塚歌劇団雪組で初演された『エリザベート』は、歌劇団を代表する人気演目。珠城さんは、2018年の月組公演で黄泉の帝王トートを演じました。当時を振り返ると、「楽曲の量がすごく多いですし、内容を集中して演じ続けるのは相当なプレッシャーでした」と語ります。

トート役を深掘りした、珠城りょうならではの心情描写

珠城さんは、トート役を演じるにあたり、小池修一郎先生から「今回はトートとシシィ、そしてフランツの愛の物語として三角関係をちゃんと表現したい」という指示を受けました。その上で、「トートは強い“死”という存在で、だからシシィへのアプローチも普通の人間のような愛し方ができない」と分析。シシィへの執着が愛なのか、という葛藤を抱えながら、役作りを進めていったといいます。

稽古を通して、トートが抱える“死”という存在へのコンプレックスジレンマに辿り着き、恋愛に対する苦悩の感情を表現することで、より深みのあるトート像を作り上げました。

退団後の成長と、新たな表現への挑戦

宝塚歌劇団退団から4年、ボイストレーニングを重ねてきた珠城さんは、「声のポジションは男役の頃と変わってきています」と語ります。声そのものは変わらないものの、発声の変化によって表現の幅が広がったとのこと。

今回のコンサートでは、男役のメイクや扮装はせず、役のイメージに合った衣裳で歌います。珠城さんは、「男役の声に戻して歌うのではなく、発見も楽しさも知ることができた、今の自分ならではの表現を大切に歌えたらいいですね」と、新たな表現への挑戦に意気込んでいます。

コンサートへの期待と、珠城りょうの未来

7月のモーリー・イェストン生誕80周年記念コンサートで、過去演じた役を再び歌った珠城さんは、「自分の中に役が息づいている」と実感。今回の『エリザベートガラ・コンサート』でも、その“濃度”はさらに高まりそうです。

珠城りょうさんの歌声と表現力で、新たな『エリザベート』の世界が広がることが期待されます。

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