日銀、ついに利上げへ!0.75%まで引き上げの見通し-円安是正と賃上げ動向が後押し
日本銀行が、18日と19日に開催される金融政策決定会合で利上げを行う方向で調整を進めていることが明らかになりました。政策金利は0.75%まで引き上げられる見込みです。長らく利上げを見送ってきた日銀が、なぜ今、利上げに踏み切るのでしょうか?
賃上げと円安が利上げを後押し
今回の利上げの背景には、大きく2つの要因があります。1つ目は、円安の進行です。現在、1ドル=155円前後と高止まりしており、経済界からは「限界を超えている」との声も上がっています。日銀関係者も「利上げをしないと、さらに円安が進んでしまう」と指摘しており、行き過ぎた円安を是正することが急務となっています。
2つ目の要因は、これまで利上げに慎重だった岸田政権が、事実上、利上げを容認したことです。円安による輸入物価の上昇が家計を圧迫しており、政府関係者は「今の為替の状況だと利上げを認めざるを得ない」と語っています。
市場はさらなる利上げに注目
今回の会合での利上げは、市場ではほぼ確実視されています。焦点は、今後の金融政策決定会合で、さらなる利上げに向けた調整がどこまで進むのかという点に移っています。日銀は、賃上げの動向などを注視しながら、慎重に判断を下していくと考えられます。
今回の利上げは、今後の日本の経済に大きな影響を与える可能性があります。今後の日銀の動向から目が離せません。
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