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山上徹也被告に「無期懲役」求刑 安倍元総理殺害事件、検察が判断

投稿日:2025年12月18日

2022年に安倍元総理を銃撃し殺害した罪などで起訴された山上徹也被告の裁判員裁判で、検察側は18日、「無期懲役」を求刑しました。裁判中の山上被告は、求刑時も淡々とした表情を崩さなかったとのことです。

検察側の主張と山上被告の反応

検察側は論告の中で、山上被告の「不遇な生い立ち」を認めつつも、「善悪の判断ができる社会人であり、その生い立ちは安倍元総理とは無関係だ」と指摘しました。さらに、今回の犯行は「戦後史において前例を見ない極めて重大な犯行」であり、その結果も極めて重大であると訴えました。

求刑に対し、山上被告は手元の資料を見つめ、特に表情を変えることはなかったと伝えられています。これまでの裁判と同様に、終始淡々とした様子だったとのことです。母親や妹が出廷した際には苦々しい表情や涙を見せることもありましたが、この日は違ったようです。

専門家からの分析

安倍元総理を長年取材してきた政治ジャーナリストの岩田明子さんは、今回の求刑について「社会に与える重大な影響は切り離された上での求刑だとみている」と分析しています。

関西テレビの神崎博解説デスクは、「不遇な生い立ち」をどこまで考慮するかがポイントだったと解説します。検察側は、今回の事件を死刑に値するものではないと判断し、無期懲役を求刑したと考えられます。過去の事例では、長崎市長銃撃事件で被害者が1人でも死刑判決が出たケースもありましたが、今回の事件は「選挙妨害」「民主主義に対する否定」と断定しづらい点も影響したと見られています。

今後の裁判の流れ

この後、弁護側の最終弁論、そして山上被告自身の最終陳述が行われ、結審を迎える予定です。今後の裁判の行方に注目が集まります。

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