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安倍元首相銃撃事件:山上徹也被告に検察が「無期懲役」求刑、昭恵さんの意見陳述書も公開

投稿日:2025年12月18日

2024年1月18日、安倍晋三元首相銃撃事件の審理最終日が行われ、殺人などの罪に問われている山上徹也被告に対し、検察側が無期懲役を求刑しました。判決は2026年1月21日に言い渡される予定です。

昭恵さんの心情と被告へのメッセージ

公判冒頭では、安倍元首相の妻である昭恵さんの意見陳述書が代理人によって読み上げられました。昭恵さんは、事件直後の深い喪失感と、事件後も拭えない悲しみを語りました。また、山上被告が法廷で謝罪の言葉を一切述べなかったことへの失望も表明しています。

昭恵さんは、意見陳述書の中で、山上被告に対し、自身の犯した罪を正面から受け止めきちんと罪を償うように強く求めました。さらに、安倍元首相が国民に「自信をみなぎる国」を届けたいと願っていたことを振り返り、自身はその志を紡いでいく決意を語りました。

検察側の主張:悪質な犯行、内省の欠如

検察側は、山上被告の不遇な生い立ちは考慮すべきではないとし、犯行から3年以上が経過しているにも関わらず、謝罪の言葉がなかったことを厳しく批判しました。また、著名な政治家に対する暴力は、法治国家において絶対に許されないと主張し、無期懲役が妥当であると訴えました。

弁護側の主張:宗教被害、減刑の必要性

一方、弁護側は、山上被告の母親が旧統一教会約1億円の高額献金をしていたことを挙げ、宗教被害が事件につながったと主張しました。また、山上被告が罪の重さを理解し納得することが、社会にとって良い解決になると訴え、懲役20年までの減刑を求めました。

山上被告の沈黙と今後の展開

裁判長から「何か述べることはありませんか?」と問われた山上被告は、首を振り、「ありません」と答えました。この事件は社会に大きな衝撃を与えましたが、山上被告自身は一貫して自身の行動について具体的な説明をしていません。

今後の裁判では、検察側と弁護側の主張を踏まえ、裁判所が山上被告の罪状と刑量をどのように判断するかが焦点となります。判決は2026年1月21日に言い渡される予定です。

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