音楽プロデューサー本間昭光に直撃!夢を叶える秘訣とは?【キニナル君が行く!】
音楽業界の裏側って、なんだか難しそう…そんな風に思っている音楽好きの大学生、キニナル君が、音楽プロデューサーの本間昭光さんに突撃取材!ポルノグラフィティやいきものがかり、天童よしみさん、鈴木雅之さんなど、幅広いアーティストを手掛ける本間さんに、プロデューサーの仕事や、音楽制作の秘訣をたっぷり聞きました。
プロデューサーって一体何をする人?
「プロデューサー」と聞くと、作曲や編曲をするイメージを持つ人も多いはず。でも、プロデュースって一体何なのでしょうか?
本間さん曰く、プロデューサーには大きく分けて2つのタイプがいるそうです。
1.自分で曲を作るタイプ:楽曲制作そのものを手がけるプロデューサー。
2.コーディネータータイプ:外部に楽曲制作を依頼し、全体をまとめるプロデューサー。
日本では、自分で曲を作るタイプのプロデューサーが多いそうですが、アメリカではコーディネータータイプのプロデューサーが多いのが特徴。本間さん自身は、曲作りも任せてもらえる方が良いタイプだとおっしゃっていました。
曲への関わり方:アーティストの個性を引き出す“調味料”
「曲をブラッシュアップする」という言葉をよく耳にしますが、プロデューサーはどの程度まで曲に介入するのでしょうか?
本間さんは、アーティストの自主性を尊重し、「待つ時間」を大切にしているそうです。アーティストがどこまでできるかを見極めながら、ヒントを与え、悩む時間を通して深い作品が生まれるように導くのが理想。そして、完成した曲に“調味料”を少し加えるように、最後の仕上げをするとのこと。
「ファッションで例えると、ブラックスーツに赤いチーフを入れるか白いチーフにするか…そうやって“差し色”を足す感覚」と、わかりやすく説明してくれました。
アーティストとの向き合い方:全肯定から始まる信頼関係
アーティストも主張が強い人が多いと思いますが、意見が対立した場合はどうするのでしょうか?
本間さんの答えは、「まずは全肯定から入る」こと。アーティストの意見を否定せず、一旦受け入れた上で、「ここを少し変えるとさらによくなるんじゃないかな」と提案するそうです。アーティストの自主性を尊重し、信頼関係を築くことが大切だと語っていました。
プロデューサーとして意識していること:アーティストの成長を見守る
本間さんがアーティストをプロデュースする際に重視しているのは、そのアーティストが「何を目標にしているのか」。ヒット曲を出すことなのか、ライブ会場を満員にすることなのか、目標によってプロデュースの方法も変わってきます。
しかし、本間さんが最も重視しているのは、アーティストがその期間に得たインスピレーションをもとに、その後も音楽活動を続けてくれること。「アーティストの人生の一端を担うような気持ち」でプロデュースに取り組んでいるそうです。
成功の秘訣は?キニナル君への熱いメッセージ
最後に、将来音楽でご飯を食べていきたいキニナル君に、本間さんから熱いメッセージが送られました。
「うまくいかなくてもいい。とにかく自分の思いを一生懸命伝えられることが大事。自分のやりたいこと、自分の弱点、何が好きで何が嫌いか。上手に話せなくてもいいから、『こんな自分ですけどどうですか?』って、真正面から差し出せるかどうか。それができれば、プレゼンとしては合格です。」
本間昭光さんの言葉は、夢を追いかける全ての人に響くのではないでしょうか。音楽業界で活躍したいという夢を諦めずに、これからも頑張りたいと思います!
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