鍵山優真が全日本選手権SPで首位発進!五輪代表争いも加速
フィギュアスケート全日本選手権が19日に東京・国立代々木競技場第1体育館で開幕し、男子ショートプログラム(SP)が行われました。2022年北京五輪銀メダリストの鍵山優真選手(22=オリエンタルバイオ・中京大)が、104.27点という高得点で首位発進を飾りました。
鍵山優真、完璧なSPで観客を魅了
21番滑走で登場した鍵山選手は、冒頭の4回転-3回転連続トーループを鮮やかに成功させると、続く4回転サルコーも着氷。どちらのジャンプも出来栄え点(GOE)で4点以上の加点を得るなど、高い技術力を見せつけました。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)では減点がありましたが、それ以外の要素もしっかりとまとめ、総合的に見事な演技を披露しました。
三浦佳生、中田璃士も好発進
2位には、グランプリ(GP)第5戦・スケートカナダ3位の三浦佳生選手(20=オリエンタルバイオ・明大)が95.65点で続きました。また、今季全日本ジュニア選手権王者で昨年大会2位の中田璃士選手(17=TOKIOインカラミ)が89.91点で3位につけ、上位3選手がフリーに進むことになりました。
五輪代表選考も注目の的
今回の全日本選手権は、ミラノ・コルティナ冬季五輪の日本代表最終選考会を兼ねています。男子フリーは20日午後4時45分から行われ、大会最終日の21日に全競技終了後に日本代表が発表される予定です。鍵山選手がこの勢いを維持し、五輪出場を掴み取れるかどうかに注目が集まります。
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