高市政権に逼迫か？核保有発言の官邸関係者へ立憲・共産が辞任要求

核兵器の保有に関する官邸関係者の発言を巡り、立憲民主党と共産党が高市早苗総理大臣への影響力を懸念し、問題の官邸関係者の早期辞任を強く要求しています。

立憲民主党・野田代表「高市総理のそばにいるのは良くない」

立憲民主党の野田佳彦代表は、今回の発言をした官邸関係者が高市総理の側近である点を強く批判しました。「個人的な意見とはいえ、常に総理と接し、安保政策に提言する人物がこのような発言をすることは、日本の国是である非核三原則を揺るがす可能性がある」と指摘し、高市総理の非核三原則見直し論への影響も懸念しています。

野田代表は、「高市総理のそばにいるのは良くない。早急にお辞めいただくというのが妥当ではないか」と述べ、官邸関係者の罷免を求めました。

共産党・田村委員長「タガが外れている」

共産党の田村智子委員長も、唯一の戦争被爆国である日本の官邸幹部から核兵器の保有を主張する発言が出たことを断じて許されないと批判しました。高市政権に対し「タガが外れている」と厳しく非難し、同様に官邸関係者の罷免を要求しています。

今回の件は、高市政権の安全保障政策に対する信頼を揺るがす可能性があり、今後の政局に大きな影響を与えることが予想されます。