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ドロップオブライト、粘り強い脚力でターコイズS制覇!ヴィクトリアマイルへ意気込み

投稿日:2025年12月20日

中山競馬場で行われた第11回ターコイズステークス(GⅢ)で、ドロップオブライト(牝6・福永)が重賞2勝目を飾りました。5番人気ながら、松若風馬騎手の好騎乗と、馬自身のしぶとい粘り腰が光り、アタマ差で2着リラボニートを抑えての勝利となりました。

好発進と好ポジションが勝利の鍵

発馬は決して理想的ではありませんでしたが、松若騎手はすぐに3番手を確保。好位で競馬を進めることができ、「二の脚でカバーしてくれました。いい位置で競馬できたことが勝因だと思います」と振り返りました。福永祐一調教師も「ジョッキーがうまく(ゲートを)出してくれて、ポジションも言うことがなかったですね」と、松若騎手の好判断を絶賛しています。

過去の経験が生きた抜け出し

ドロップオブライトは、秋の京成杯AHで同じコースで2着に惜敗した経験があります。松若騎手は「2着になったときのことが頭によぎりました」と語り、好位から抜け出すスタイルは当時と変わらないものの、今回は意地でも勝利を譲らない執念を感じさせる走りでした。

タフな調整が実を結ぶ

最後まで2着リラボニートに差を許さなかった要因について、松若騎手は「具合の良さで馬が辛抱してくれました」とパートナーを称賛。福永調教師は「ここを目標にしっかりと調教を積んできました。今までにないくらいハードな負荷を課していましたから」と、徹底的な調教が勝利に繋がったことを明かしました。体重は12キロ減量しましたが、問題ないとの判断でした。

ヴィクトリアマイルへ、現役続行を表明

6歳馬がターコイズステークスを勝利するのは初めてのこと。間もなく7歳を迎えるドロップオブライトですが、年齢的な衰えは全く感じさせません。福永調教師は「重賞を2回勝っているので、ヴィクトリアマイル(5月17日=東京芝1600m)に向けて調整していきたいと思います」と現役続行を宣言し、マイル女王の座を狙うことを明言しました。松若騎手も「元気がいっぱいある馬なので、まだ走れると思います」と、今後の活躍に期待を寄せています。

GⅠ制覇に向けて、さらなるトレーニングが必要となりますが、ドロップオブライトは確実にレベルアップを果たしました。今回の勝利をヴィクトリアマイルに繋げ、遅咲きのヒロインとして新たな伝説を築けるか、注目が集まります。

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