鍵山優真、ミラノ五輪内定も“悔し涙”に…全日本選手権連覇の裏側とネットの反響

フィギュアスケート界のスター、鍵山優真選手が、12月20日に行われた全日本選手権で大会連覇を達成し、ミラノ・コルティナ五輪の出場を内定しました。しかし、その表情は晴れやかではなく、悔し涙を流す姿が多くのファンの心を打ちました。

全日本選手権での激戦

全日本選手権は、ミラノ・コルティナ五輪の代表最終選考会を兼ねる重要な大会です。鍵山選手は、冒頭の4回転サルコウと4回転トウループで高い出来栄え点をマークするなど、好調な滑りを見せました。しかし、トリプルアクセルのコンビネーションや4回転トウループでミスが続き、フリーの得点では2位の佐藤駿選手の後塵を拝しました。

内定の裏に隠された“重圧”

合計287.95点で大会を制し、五輪出場が内定したものの、鍵山選手の顔には笑みはなく、最後には目を抑えて涙を流しました。その姿に、ファンからは「あー悔しいね」「鍵山くん...泣かないで」「どれだけの重圧がかかってるかを思うとこっちも泣けてきてしまうな...」といった声援が多数寄せられました。

「まだまだ上を目指す」という強い意志

今回の全日本選手権での結果を受け、鍵山選手は自身の課題を明確にし、さらなる高みを目指す決意を表明しました。ファンからは「ここでもっとできた、という涙が出るのがすごい」「鍵山くんの号泣の重み...」「まだまだ上を見てるな」といったコメントが相次ぎ、彼の向上心とプロ意識に感銘を受けている様子がうかがえます。

全日本フィギュアスケート選手権男子シングル結果

優勝鍵山優真287.95点（183.68）
２位佐藤駿276.75（188.76）
３位三浦佳生261.18点（165.53）
４位中田璃士248.65点（158.74）
５位山本草太238.94点（156.73）
６位友野一希229.74点（141.69）

鍵山選手は、今回の全日本選手権での経験を糧に、ミラノ・コルティナ五輪での更なる活躍を目指して練習に励むことでしょう。彼の挑戦から目が離せません。