チェルシー、ガルナチョの“守備力”に注目!左ウイングのポジション奪取なるか
今夏、マンチェスター・ユナイテッドからチェルシーへ移籍したアレハンドロ・ガルナチョ。4000万ポンド(約68億円)という高額な移籍金で加入したアルゼンチン人アタッカーが、チーム内でのポジションを確立するための秘訣は、意外にも“守備”にあるようだ。
ライバルも多い中、ガルナチョがアピール
ガルナチョは左ウイングを本職とするものの、チェルシーにはペドロ・ネトやドルトムントから加入したジェイミー・バイノー・ギッテンスといったライバルも存在。しかし、彼は着実にエンツォ・マレスカ監督の信頼を得ている。
カラバオ杯・準々決勝のカーディフ戦では、途中出場から2ゴールを記録し、チームの勝利に大きく貢献。先発出場したギッテンスを上回るインパクトを残した。
マレスカ監督が評価するガルナチョの守備貢献
英『DailyMail』によると、マレスカ監督がガルナチョの最も評価している点は、その守備貢献度だという。攻撃力はもちろんのこと、サイドでの献身的な運動量がチームにとって大きな武器になると考えているようだ。
アーセナル戦での起用が示す信頼
今月のアーセナル戦では、チェルシーのモイセス・カイセドが退場となり、10人での戦いを強いられる状況に。通常であれば、アタッカーを下げてMFを投入するのがセオリーだが、マレスカ監督はガルナチョを起用した。
エステヴァンに代えてガルナチョを投入した背景には、彼のサイドでの守備力と縦への推進力への評価がある。足下の技術ではエステヴァンが上回るかもしれないが、走力ではガルナチョが勝る。この点はギッテンスにはない強みであり、左ウイングのポジションを勝ち取るための大きな武器となるだろう。
ガルナチョが守備という新たな側面でアピールを続けることで、チェルシーでの活躍がさらに期待される。
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