Mrs.GREENAPPLE、5大ドーム公演で55万人動員!圧巻のステージと物語で観客を魅了
Mrs.GREENAPPLE(ミセス)が20日、東京ドームにて、自身最大規模となる初の5大ドームツアー「Mrs.GREENAPPLEDOMETOUR2025"BABELnoTOH"」のファイナル公演を大成功させました。今回のツアーでは、なんと55万人もの観客を動員し、その熱狂的な人気を証明しました。
壮大なスケールと物語が織りなす圧巻のライブ
10月25日の愛知・バンテリンドームナゴヤを皮切りにスタートしたこのツアーは、ミセスがこれまで展開してきた「ストーリーライン」と呼ばれるライブシリーズの最新作。今回の目玉は、高さ約20メートル、重さ約100トンの巨大な“バベルの塔”です。まるで映画のようなスケールで、100人以上のキャストが参加するイマーシブな演出は、他のコンサートでは味わえない特別な体験となりました。
バビロンを舞台に繰り広げられる人間ドラマ
巨大なステージセットで再現されたバビロンの街を舞台に、ミセスはこれまでの楽曲を繋ぎ合わせ、人間の弱さと強さ、そして意思と愛を描き出しました。壮大なオープニングから始まり、マーチングドラムの高らかな響きとともに、大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)が登場。代表曲「Loveme,Loveyou」や「CHEERS」など、ヒット曲が次々と披露され、会場は熱狂的なムードに包まれました。
セットリストに込められたメッセージ
今回のライブでは、過去のアルバムから選曲された楽曲も多数披露され、ミセスの音楽の歴史を辿るような構成となりました。特に、ファーストアルバム『TWELVE』からピックアップされた「パブリック」は、バベルの塔建設の様子と重なり、楽曲の持つ焦燥感がより一層際立ちました。また、バラード曲「Soranji」や「ダーリン」では、会場全体が感動に包まれました。
ファイナル公演で見せた熱い想い
大森元貴は、ライブ中に「我々も全身全霊で楽しみに来たので、みんなも全力で楽しんでいってほしい」と語り、観客との一体感を深めました。また、来年1月1日から始まるフェーズ3に向けて、メンバーそれぞれの想いを語り、今後の活動への期待感を高めました。ラストスパートでは、「ANTENNA」や「GOODDAY」など、アップテンポな楽曲が続き、会場は最高潮の盛り上がりを見せました。
「BABELnoTOH」は終わらない物語
ライブの最後には、スクリーンに「TOBECONTINUED」の文字とともに、「ELYSIUM(エリュシオン)」という言葉が映し出されました。ギリシャ神話における神々の楽園を意味するこの言葉は、ミセスがこれから目指す新たなステージを示唆しているのかもしれません。今回の「BABELnoTOH」は、単なるライブツアーではなく、ミセスというバンドが創造した世界そのものでした。今後のフェーズ3にも、大きな期待が寄せられています。
終演後には、YouTubeオフィシャルチャンネルで「BABELnoTOHEndingMovie~ToELYSIUM~」が公開され、また、公演のセットリストが公式プレイリスト「DOMETOUR2025"BABELnoTOH"」としてAppleMusic、Spotify、LINEMUSICで配信されています。
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