Mrs.GREENAPPLE、55万人動員5大ドームツアー完走!20m巨大塔&規格外の世界観で熱狂を巻き起こす
今年デビュー10周年を迎える3ピースロックバンド・Mrs.GREENAPPLEが、20日に東京ドームにて自身最大規模となる5大ドームツアー「BABELnoTOH」の最終公演を大成功させました。ツアーを通して全国5都市12公演で55万人を動員し、バンドの新たな歴史を刻みました。
「フェーズ2」の集大成!演劇のような世界観にファン大興奮
2019年から続く「ストーリーライン」と位置付けられる今回のツアーは、単なるライブを超えた演劇のような演出が話題となりました。会場はアリーナ全体が「奇術師」「騎士」「狩人」といった役職に分けられ、ファン(通称:JAMS)もそれぞれの役職に合わせたファッションで参加。開演前から城下町のようなセットや村人風の演者による演技が、観客をミセス独自の世界観へと引き込みました。
巨大塔&ダークな楽曲で魅せる大森元貴の圧巻パフォーマンス
ライブ本編では、貴族風の衣装を身にまとった3人が登場し、大森元貴(ボーカル・ギター)が観客の熱気を確かめるように耳を当ててあいさつ。序盤はバルーンが舞う中、大合唱で会場を盛り上げました。そして、突如としてアリーナ中央に高さ20メートル、重さ100トンという規格外の巨大塔が出現し、観客を驚かせました。
塔の二段目には“魔王”として鎮座した大森元貴は、ミセスの楽曲の中でもダークな一面を担う「ア・プリオリ」「Lonesomeness」「絶世生物」を熱唱。強烈なレーザー光線が会場を突き刺す中、圧巻のパフォーマンスを見せつけ、会場の雰囲気を一変させました。
新たな物語へ!「フェーズ3」と「ELYSIUM」の制作を発表
最終日、若井滉斗(ギター)は「皆さんがいるからこそ、ここまで活動できています」と感謝の言葉を述べ、藤澤涼架(キーボード)は「フェーズ2はたくさんの出会いに満ち溢れていました」と振り返りました。大森元貴は「楽しいと思える日を作っていきたい」と語り、来年1月から始まる「フェーズ3」への意気込みを語りました。
そして、7回の転調が特徴的な難曲「天国」を披露し、幻想的なスモークが立ち込める中、3人は光に吸い込まれるようにステージを去りました。最後に、今回のツアーの続編となる「ELYSIUM(エリュシオン)」の制作が発表され、ギリシャ神話に登場する死後の世界を意味する「エリュシオン」というタイトルが、新たな物語への期待を高めています。
Mrs.GREENAPPLEの更なる飛躍に、今後も目が離せません。
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