芦田愛菜、シースルードレスで魅了!映画『果てしなきスカーレット』初日舞台挨拶に豪華キャスト集結
女優の芦田愛菜が5日、都内で開催された映画『果てしなきスカーレット』(11月21日:日本公開/12月12日:アメリカ公開)初日舞台挨拶に出席しました。腕の部分がシースルー素材のメタリックなシルバーのドレス姿で登場した芦田は、その美しい装いで会場の視線を集めました。
本作は、細田守監督が手掛ける待望の新作。主人公の王女・スカーレット(声:芦田)が歩む復讐の旅路と、現代からやって来た看護師・聖(声:岡田将生)が織りなすドラマが描かれます。この日は、岡田将生、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、斉藤由貴、松重豊、そしてスカーレットの宿敵・クローディアス役の役所広司ら、豪華キャスト陣と細田守監督も登壇し、初日を祝いました。
豪華キャスト勢揃い!芦田愛菜&岡田将生が語る制作秘話
国際映画祭など数々のPR活動を経ての初日を迎えた心境を問われた芦田は、「こんなに素敵な俳優の皆様と一緒に、一つの作品を作ることができたんだっていうのを改めて実感して、すごく光栄に思います」と喜びを語りました。細田守監督作品への出演という特別な経験に、並々ならぬ思いが感じられました。
長編の声優に初挑戦した岡田は「何も分からない状態の僕を監督が優しく見守ってくださって。一緒に聖というキャラクターを作り上げた時間は、僕にとって本当に大切な時間で。こうやって、やっと皆様に聖、スカーレットを見てもらえるっていうのを、本当に嬉しく思っています」と、監督への感謝と作品への愛情を明かしました。
一方、スカーレットの宿敵・クローディアスを演じた役所は「細田さんの監督作品には、本当に全部参加したいと常に思っていましたので。今回も呼んでいただいて、本当に光栄に思っています」と笑顔。自身が演じた悪役の収録について「移動中に監督に聞いたんですけど、僕は1日で録ったらしいんですよ。監督が4年もかけて作っているのに、本当に申し訳ないなって(笑)。1日だった。僕はもっとかかったと思ってた。1日だって言うから、時給が高いですよね(笑)」と、ユーモアを交えて裏話を披露し、会場を沸かせました。
岡田将生が語る「愛」と「絆」のメッセージ
岡田は改めて「僕も監督の作品に出演できたことが本当に嬉しくて」と語り、作品に込められたテーマに言及しました。「人を好きになること、愛することっていうのは、すごく幸せで当たり前なんだけど、その当たり前をどこか忘れている時間があって」と述べたうえで、「家族の温かさであったり絆であったり、そういうのを僕自身教えてもらっているなと思っていて。今回の『果てしなきスカーレット』も、今回スカーレットと聖は一緒に旅をする仲間ですけど、その中で生まれている何かを皆さんに大切に観てもらえたら嬉しいなと思っております。どうぞよろしくお願いします」と、観客へメッセージを送りました。
また、芦田がエンディングテーマ「果てしなき」を担当していることが話題になると、役所は「岡田君も上手いですよね。歌」とまさかのコメント。これには岡田も「役所さん、だめですって!ちょっと、やだあ」と照れを見せ、「僕の歌はもういいんです。ごめんなさい。芦田さんの歌が本当に素敵なので」と、芦田の歌声を絶賛する一幕もありました。
芦田愛菜が全身全霊で挑んだ「スカーレット」への思い
最後に芦田は、「すごく体当たりで演じさせていただけて。歌はスカーレットの気持ちになり切って物語を締めくくることができて、とても良かったなと思いますし、一生懸命生きるスカーレットから、私自身すごく力をもらえた作品になったなと思います」と、全身全霊で取り組んだことを明かしました。
そして、「スカーレットの抱えている、自分を縛ってしまっているようなものって、誰しも少しは一度は抱いたことがあるような感情かなと思ったりするんですけど、不確実な未来でも、明日へ希望を持つことはすごく自由な権利だと思うし、映画を見ていただいた皆さんにも、皆さんの心の中にいるスカーレットを抱きしめてくれるような作品になっていると思いますので。ぜひ、生きるということの当事者である全ての方に観ていただきたいなと思います」と、力強く、そして温かい言葉で作品への思いと観客への願いを伝えました。
映画『果てしなきスカーレット』は、本日11月21日より日本全国で公開。その壮大な世界観と感動的な物語に、ぜひご注目ください。
(modelpress編集部)
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