アドマイヤクワッズ、朝日杯FSは3着 坂井瑠星騎手が明かした敗因と課題
12月21日に行われたGⅠ朝日杯フューチュリティステークス。3.1倍の圧倒的な支持を集めたアドマイヤクワッズ(牡・友道)は、惜しくも3着に終わりました。混戦模様の中、上位4頭が5倍未満のオッズにひしめくハイレベルなレースでしたが、その結果を詳しく見ていきましょう。
レース展開とアドマイヤクワッズのポジション
アドマイヤクワッズは、新馬戦から手綱を握る坂井瑠星騎手と共に、スタートから無理をせず、中団よりやや後ろのポジションでレースを進めました。序盤はインコースを避けながら、じっくりと脚を溜めるような展開でした。3角から4角にかけては、大外を回して直線に向かいましたが、そこからが勝負どころ。しかし、期待された伸び脚はなかなか発揮されず、カヴァレリッツォやダイヤモンドノットとの差を縮めることができませんでした。
坂井瑠星騎手が語る敗因
レース後、坂井騎手は「勝ち馬を見ながら、道中の雰囲気は良かったです。ただ、4コーナーで想像以上に内から出られてしまって、そこで脚を使ったぶん、最後の脚が鈍りました」と、4角での位置取りが誤算だったことを明かしました。また、「良馬場ならもっと切れていたと思います」と、当日の雨の影響も敗因の一つとして指摘しています。
今後の展望
今回の結果を受け、アドマイヤクワッズの今後の成長に期待が集まります。坂井騎手のコメントからも、馬場状態やレース展開によってさらなるパフォーマンスを発揮できる可能性が示唆されています。次走では、今回の反省点を活かし、さらなる飛躍を見せてくれることでしょう。
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