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赤坂高級個室サウナで夫婦死亡 「ドアノブ」「非常ボタン」の謎…専門家は安全対策に疑問

投稿日:2025年12月23日

東京・赤坂の高級個室サウナ店で、利用客の夫婦が死亡する火災が発生しました。全室個室のプライベート空間で起きた今回の事故。ドアノブが外れていたことや非常ボタンの状況など、多くの謎が残っています。専門家は、個室サウナの安全対策の不備を指摘し、今後の対策の必要性を訴えています。

事故の概要

5月15日、赤坂にある会員制の個室サウナ店で、川崎市の会社経営・松田政也さん(36)と妻の陽子さん(37)が死亡しているのが発見されました。夫婦はサウナ室の入り口付近で重なり合って倒れており、2段シートとタオルに焦げ跡が確認されています。消防の調査で、サウナ室内のドアノブが内側・外側ともに外れていたことが判明しました。

不可解な点

今回の事故で、特に注目されているのがドアノブです。常連客からは「ちゃちな作りで、使っている時に取れそうだと感じたことがあった」という声も上がっています。夫婦がサウナ室に入ってからドアが開かなくなり、閉じ込められた可能性も視野に入れ、警視庁が捜査を進めています。また、夫婦が非常ボタンを押したかどうかも重要な焦点です。しかし、非常ボタンの状況や作動状況については、まだ詳しい情報が公開されていません。

サウナ店の特徴と料金

このサウナ店は、約3年前にオープンしたばかりの高級施設。サウナルームに加え、ヒノキの水風呂外気浴ができるベッドも完備され、完全プライベートな空間が特徴です。利用料金は、1回1万9000円のビジター利用から、月会費39万円の会員利用までと、高額に設定されています。

専門家の見解

今回の事故を受け、サウナの安全対策に詳しい専門家は、個室サウナの安全管理体制に疑問を呈しています。「個室サウナは、万が一の事態が発生した場合、外部からの確認が難しく、初期対応が遅れる可能性がある」と指摘し、定期的な点検非常時のマニュアルの整備、そして従業員の研修の徹底を求めています。また、ドアノブの強度非常ボタンの設置場所緊急時の連絡体制など、ハード面・ソフト面両方の見直しが必要だと強調しています。

亡くなった夫婦について

松田政也さんは美容院を経営し、陽子さんはネイリストとして働いていたと言います。知人からは「誰に対しても分け隔てなく接する、愛情深い人だった」と語られています。今回の事故は、周囲の人々にも大きな衝撃を与えています。

警視庁は、今後の捜査で事故原因の特定を進めるとともに、サウナ店の安全管理体制についても詳しく調べていく方針です。

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