AI予想で2900万円詐欺被害!山口県田布施町の50代女性が被害に
山口県田布施町に住む50代の女性が、AI(人工知能)を使ったという投資詐欺で2900万円を騙し取られる事件が発生しました。SNSで見つけた投資話がきっかけで、まさかの大金を失う事態となっています。
事件の経緯
警察によると、女性は今年6月、YouTubeに表示された投資に関するニセの広告から、投資をサポートする人物と知り合いました。LINEでのやり取りが始まり、さらに紹介されたアシスタントからは「AIの予想に従って投資すれば必ず利益が出る」と勧められたといいます。
女性はそれを信じ、指示通り架空のアプリのアカウントを作成。6月29日から7月15日までの間に、100万円から500万円までの現金を8回に渡って指定された銀行口座に振り込みました。合計で2900万円が被害額となります。
巧妙な手口と詐欺に気づいたきっかけ
アプリ上では利益が出ているように見せかけられており、実際に10万円が女性の口座に振り込まれたこともありました。しかし、親族からの指摘により、ようやく詐欺だと気づいたそうです。
警察からの注意喚起
警察は、今回の事件を受け、SNSなどで知り合った人物からお金の話が出たら、家族や警察に相談するように強く呼びかけています。「うまい話には裏がある」ということを忘れずに、冷静な判断を心がけましょう。
投資詐欺は手口が巧妙化しており、誰でも被害に遭う可能性があります。特に、AIやYouTubeなどの新しいツールを利用した詐欺には注意が必要です。少しでも怪しいと感じたら、すぐに専門機関に相談しましょう。
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