94歳・大村崑、人生初の骨折を乗り越え登壇!大谷翔平ユニで激白、戦友・仲代達矢を悼み「108歳まで生きる」宣言
芸能界では、女優・北川景子さんの朝ドラ『ばけばけ』で見せる「お姫様から物乞いへ」という衝撃的な変貌が話題を集めるなど、日々様々なニュースが飛び交っていますが、今回は日本のエンターテインメント界を長きにわたり支えてきた大御所、大村崑さん(94)の感動的なニュースをお届けします。
15日、大阪市内で開催された「昆布の日」イベントに、ドジャース・大谷翔平投手のユニホーム姿で登場した大村さん。そのパワフルな姿とは裏腹に、驚きの告白がありました。
94歳の大村崑、まさかの“人生初”骨折!大谷翔平ユニでイベント強行
94歳にしてなお、現役で活躍し続ける俳優・大村崑さんが、なんとイベントのわずか6日前に「人生で初めて」という骨折を経験していたことを明かしました。大阪市住之江区の昆布専門店「舞昆のこうはら」かがや店で開催された「昆布の日」イベントに、「大村崑平」と称して大谷翔平投手のユニホーム姿で登壇。しかしその下には、痛々しいコルセットが隠されていました。
骨折は、大阪府内の「高級老人ホーム」で起きました。日課のジム通いの予定がメールで繰り上がったことを知り、慌てて着替えて外へ。あいにくの雨で滑りやすくなった歩道の段差に足を取られ、「けつまずいて、ひっくり返った」とのこと。通りがかりの女性に助けられた後、なぜかそのままジムへ向かい、トレーニングまでこなしたというから驚きです。
「骨折ってこんなエラいもんやとビックリ」壮絶な体験談とキャンペーン変更
しかし、帰宅後に患部に激しい痛みが走り、翌日病院で診察を受けたところ、左あばら骨2か所にひびが入っていたことが判明。「痛み止めも効かないようで、骨折ってこんなエラいもんやとビックリしてます」と、苦笑いを浮かべながらその壮絶な体験を語りました。
この日、大谷コスプレでの投球により、球速に応じて人気商品の割引率が変わるキャンペーンが予定されていましたが、骨折のため不可能に。「100キロ出して、100%引きにする」という意気込みもむなしく、急遽大谷選手のレギュラーシーズン本塁打数と同じ「55%オフ」に変更されました。その代わり、駆けつけたファンには、自らスクワットなどの健康法を披露し、会場を沸かせました。
戦友・仲代達矢を悼む「いつか話ができたらと…」
イベントでは、つい先日8日に肺炎のため92歳で亡くなった、1歳下の俳優・仲代達矢さんへの追悼の言葉も述べられました。「あの人の芝居が好きだった」と語った大村さん。仲代さんが主宰した「無名塾」に対し、自身は「有名塾」を丹波に作っていたと明かし、「いつか話ができたらと思ってたけど、先に逝っちゃった」と、尊敬する“戦友”との別れを惜しみました。ともに後進の育成に力を注いだ俳優同士の深い絆が垣間見えました。
森繁久彌、渥美清から受け継ぐ想い「108歳まで生きます!」と長寿宣言
この日、大村さんは「おやっさん」と慕う森繁久彌さんから譲り受けたメガネをかけ、渥美清さんから受け継いだお守りを携えて登壇。長きにわたる芸能生活の中で出会った偉大な先輩たちの想いを受け継ぎ、「108歳まで生きます!」と力強く宣言しました。94歳で人生初の骨折というアクシデントに見舞われながらも、それを乗り越え、変わらぬバイタリティとプロ意識を見せた大村崑さん。その姿勢は、多くの人々に勇気と感動を与えました。
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