品川区アーケード商店街で未明火災!クリスマスイブ直前に地域住民に“恐怖”と影響
23日未明、東京・品川区中延にある全長300メートルのアーケード商店街「なかのぶスキップロード」で火災が発生しました。地域密着型の商店街は激しい炎に包まれ、5棟の建物が焼失。クリスマスイブを目前に控え、地域住民に大きな影響を与えています。
火災発生時の状況と避難の様子
火災発生時、住民からは焦げ臭い臭いで気づき、慌てて避難したという証言が出ています。ベランダから煙が見えたという住民もおり、出火時の恐怖を語っています。
「自分の部屋にいたら換気扇から焦げくさい臭いがして、慌てて起きたら煙がベランダから見えた」
火元は酒店、延焼で40代男性が搬送
警視庁などによると、火元は商店街内の酒店。建物が密集しているため、隣接する店舗や住宅に燃え広がり、40代の男性が煙を吸って病院に搬送されました。幸い、命に別状はない模様です。
近隣住民からは、自身の店舗への延焼を恐れる声も上がっています。
「うちなんか燃えたら終わり、うちは寝具店だから。こっちまで来なかったから助かったけど」
クリスマスイブへの影響と商店街の状況
火元と隣接する洋菓子店は、電気・ガスが使用できず、ケーキの製造を断念せざるを得ない状況です。クリスマスイブを目前に控え、地域住民からは気の毒という声が上がっています。
洋菓子店の貼り紙には「電気・ガスが使用出来なくケーキをお作りすることが出来なくなってしまいました」と記載されています。
「気の毒だと思う。クリスマスが迫っていて。ここはくっついて長屋みたいになっていたから」
冬の火災多発に注意喚起
冬は空気の乾燥や暖房器具の使用により火災が多発する時期です。気象庁の予報によると、26日以降、太平洋側で空気の乾燥が進む見込みのため、火の取り扱いには一層の注意が必要です。
乾燥による火災を防ぐため、火の元を徹底し、安全に暖房器具を使用しましょう。
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