ジャンボ尾崎さん死去 94勝のレジェンド、78歳
男子ゴルフ界のレジェンド、ジャンボ尾崎こと尾崎将司さんが、S状結腸がんのため2024年2月23日に死去されました。78歳でした。国内ツアーでの通算94勝は最多記録であり、その功績はゴルフ界に大きな足跡を残しました。
「ジャンボ」の由来とプロゴルファーへの転身
ジャンボ尾崎の愛称は、その恵まれた体格(身長181cm)から放たれる驚異的な飛距離が、ジャンボジェット機を連想させたことから名付けられました。元々はプロ野球選手を目指し、西鉄ライオンズに入団しましたが、3年で退団しプロゴルファーへと転身。プロデビュー2年目の1971年には初優勝を飾り、同年だけで5勝を挙げ、その才能を開花させました。
初代賞金王から12度の賞金王へ
賞金ランク制が始まった1973年には初代賞金王に輝き、その後も圧倒的な実力で12度の賞金王を獲得。80年代に低迷した時期もありましたが、見事に復活し、ゴルフ界を席巻しました。
尾崎3兄弟の“異例”の偉業
ジャンボ尾崎さんの次弟である尾崎健夫さんはジェット、三弟の尾崎直道さんはジョーという愛称で親しまれました。そして1999年の日本プロゴルフ選手権大会では、尾崎3兄弟が1位(直道)、2位(将司)、3位(健夫)を独占するという、前代未聞の偉業を成し遂げました。兄弟の絆と実力が光る瞬間でした。
ジャンボ尾崎さんの訃報は、ゴルフファンだけでなく、多くの人々に悲しみを与えています。ゴルフ界のレジェンドの死を心より哀悼いたします。
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