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「これで勝った!」が砕け散る…読者の度肝を抜いたジャンプ漫画の絶望展開3選

投稿日:2025年11月22日

アニメや漫画を夢中で見ていると、誰もが「これで勝利だ!」と確信した次の瞬間、まさかの展開でその希望が打ち砕かれる…そんな衝撃的な経験はありませんか?主人公が放つ渾身の最終奥義、仲間の命を賭けた一撃、そこに流れる感動的なBGM。
まさに勝利が演出された直後、敵が再び立ち上がり、読者や視聴者の心に忘れられないトラウマを植えつけることがあります。直前までの期待が大きいほど、それが裏切られた時の絶望は計り知れません。今回は、数あるジャンプ作品の中でも、特に衝撃的だった「奥の手が通じなかった絶望シーン」を厳選してご紹介します。

起死回生の一手が通じない…希望を打ち砕かれた名場面

まず最初に紹介するのは、不朽の名作『ドラゴンクエストダイの大冒険』から、竜騎将軍バランとの壮絶な戦いでの一幕です。
魔王軍最強の戦士にして、主人公ダイの実父でもあるバランは、竜魔人へと変身し、圧倒的な力でダイたちを追い詰めます。
そんな絶望的な状況の中、仲間であるポップは、バランのこめかみに両手を突き刺し、ダイたちに別れを告げると、自らの命と引き換えに敵を道連れにする自己犠牲呪文・メガンテを発動しました。爆発と共に命を落としたポップの献身的な姿に、多くの読者が涙し、勝利を信じたことでしょう。
しかし次の瞬間、爆煙の中から現れたのは、なんと無傷のバラン。爆発の瞬間に拘束を振りほどき、生き延びていたのです。ポップ命を懸けた一撃すら届かないという絶望は、読者に強烈な衝撃を与えました。

究極生命体の前に「人間の限界」を突きつけられた『ジョジョ』

続いては、『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場するジョセフ・ジョースターと、ラスボスであるカーズの戦いです。
太陽さえ克服し、不死身の体を手に入れた「究極生命体」と化したカーズに対し、ジョセフは最後の賭けとして火山の噴火を利用。カーズをマグマの奥底へ叩き落とします。
しかし、カーズはその灼熱のマグマの中でも死なず、体を硬化させて耐え抜き、再び這い上がってきたのです。ジョセフ起死回生の一手は通じず、しかもあっさりと腕を切断されてしまいます。容赦ない力の差が描かれたこのシーンは、「人間の限界」を痛烈に突きつけました。最終的にジョセフが「宇宙に吹き飛ばす」という奇策で勝利を掴むまでの緊迫感は、シリーズ屈指の絶望的なバトルとして語り継がれています。

ガイ先生の命懸けの一撃も…『NARUTO』マダラ戦の残酷な現実

そして、『NARUTO-ナルト-』からは、うちはマダラマイト・ガイの戦いを挙げないわけにはいきません。
十尾の力を取り込み、神にも等しい存在となったマダラに対し、ガイ八門遁甲の最後の門「死門」を開放。全身の生命力を燃やし尽くして放つ最終奥義「夜ガイ」が炸裂し、マダラの半身を吹き飛ばすことに成功します。
その代償としてガイの脚は砕け散り、体も焼け焦げましたが、それだけに誰もが「ついに倒した!」と信じたはずです。しかし、マダラ人柱力になったことで得た驚異的な回復力で瞬時に再生してしまいます。「努力と勝利」が王道だったジャンプの世界で、命を賭して放った一撃が届かなかったという残酷な現実には、多くの読者が息を呑むしかなかったことでしょう。

まとめ:読者の心に深く刻まれる「希望からの絶望」

今回ご紹介したシーンは、主人公や仲間が命懸けで放った攻撃が通じず、読者の期待が見事に裏切られるという、まさに「絶望」を体現した瞬間ばかりでした。これらの展開は、単なるショックだけでなく、敵の恐ろしさや、主人公たちが乗り越えるべき壁の高さを改めて印象づけ、物語にさらなる深みを与えています。
これで勝った!」と確信した直後の「まさか…」は、時に読者の心に深いトラウマを刻みますが、それこそが名作として語り継がれる理由の一つかもしれません。あなたはどのシーンが最も心に残っていますか?

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