中国大使館、Xで尖閣主権を強硬主張!「戦狼」外交が高市政権を揺るがす波紋
日中関係が緊迫の度を増す中、中国駐日本大使館が21日夕、公式X(旧ツイッター)を更新し、尖閣諸島(中国名:釣魚島)について「中国固有の領土」と改めて強く主張しました。この「戦狼」外交とも称される中国側の強硬な姿勢は、日本国内で大きな反響を呼び、特に日本の新首相(高市氏)への影響や、今後の日中関係の行方に注目が集まっています。
中国大使館の衝撃投稿とその内容
中国駐日本大使館は、日本語での投稿で「中国駐日本大使館報道官:釣魚島とその付属島嶼は中国固有の領土であり、中国海警船が中国領海で巡航・法執行を行うのは正当かつ合法で、理の当然だ」と断言しました。
さらに、「いかなる人が何を言おうと、何を書こうと、釣魚島が中国に属するという事実を変えることはできず、中国が自国の領土と主権を守る決意を揺るがすこともできない」と、揺るぎない決意を強調しています。この投稿は、日中の間で長らく懸案となっている尖閣諸島問題について、中国側が一切の譲歩をしない姿勢を改めて明確にしたものです。
日本国内に広がる危機感と反発
この中国大使館の投稿に対し、日本のXユーザーからは即座に様々な反響が寄せられました。一部では「おいおい、せっかく日本国内世論を煽って高市下ろしをさせようとしてるのに、ここにきて反高市派の日本人まで『あれ?やっぱり中国ってやばいじゃん』と気付かれるような投稿を、わざわざ日本語でしてどうすんのさ?」といった、中国側の意図を推し量る声も。
また、「いよいよ本命の領土主張が来たね。台湾侵攻と言いながら尖閣や沖縄周辺海域の領海化が本丸だもんね」と、中国の戦略に対する警戒感を示す意見や、「国際法と自国が尖閣諸島を日本の領土であると認めてた証拠が見えないのか?」「いや、中国固有じゃないだろ歴史勉強しなよ」といった、歴史的・国際法的な根拠を求める反論も相次いでいます。
さらに、「これは一線超えたね」「『無茶苦茶』ですね」「大使館が気軽にポストすべき内容ではありません。尖閣諸島は日本の領土です。中華民国だった頃に日本の領土だと当時の政府が認めています」など、中国大使館の投稿内容と外交姿勢への強い批判も噴出しており、日本国内の世論の反発は高まる一方です。
高市政権と日中関係の今後
今回の中国大使館の強硬なX投稿は、日本の新首相(高市氏)が「なめられない服」を選ぶほど国際社会での日本の立場を意識しているとされる中、日中関係のさらなる緊張を示唆しています。
尖閣諸島問題は、日中両国にとって最もデリケートな領土問題の一つであり、中国側がSNSを通じてこのような強硬なメッセージを発信することは、今後の外交交渉や国際社会における両国の立ち位置に大きな影響を与える可能性があります。
高市政権が、この「戦狼」外交に対してどのように対応していくのか、そして東アジア地域の平和と安定にどのような影響を与えるのか、国際社会からの注目が集まっています。
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