BMWM3ツーリングでスコットランドへ!クリスマス食材調達の旅
「日本ではクリスマスにケンタッキーを食べるらしいね」同僚との何気ない会話から始まった、スコットランドでのクリスマス食材調達ミッション。年末休暇前の慌ただしさの中、筆者はBMWM3CSツーリングの鍵を手に、グレートブリテン島北部のスコットランドへと旅立ちました。
なぜM3ツーリング?
今回のミッションで重要なのは、確実な移動性能と十分な積載量。スコットランドの冬は天候が不安定で、雨風が強いことで知られています。モーガン・スーパー3のような車も魅力的ですが、七面鳥を積むスペースはありません。そこで選んだのが、後席を倒せば1510Lの荷室を確保できるM3CSツーリングでした。0-100km/h加速3.5秒、四輪駆動というパフォーマンスも、冬のスコットランドの道路状況には心強い味方です。
高速道路を駆け抜けるM3CSツーリング
エジンバラから北へ伸びるM90号線を走ると、M3CSツーリングの剛腕さが際立ちます。最高出力550psのエンジン、軽量クランクシャフト、ボールジョイント採用のサスペンション、そして潤滑系の見直しなど、サーキット走行も想定したチューニングが施された車体は、安定感抜群。8速ATの変速もスムーズで、快適なドライブをサポートしてくれます。チタン製マフラーはボタン一つで静音化も可能で、長距離移動でも疲れを感じさせません。
スコットランドの味覚を求めて
ダンニング・グレンという農村地帯に到着し、訪れたのはサイモン・ハウイー精肉所。小さな精肉店からスタートし、今では多くのスーパーマーケットへ食材を供給するほどの規模に成長した老舗です。ここでは、スコットランドの伝統料理ハギスや、クリスマスに欠かせないピッグインブランケットの製造現場を見学しました。
ハギスとピッグインブランケット
クリスマス前後の数日間で130万個ものハギスを出荷するという精肉所では、豚肉や羊の内臓、オートミールなどを混ぜ合わせたハギスが大量に生産されています。グルテンフリーやベジタリアン向けのレシピも用意されているそうです。また、ソーセージをベーコンで巻いたピッグインブランケットは、最大10日間熟成させた後、5時間燻製されるという手の込んだ製法で作られており、そのスモーキーな香りは食欲をそそります。
今回の旅で、M3CSツーリングの性能と快適性を存分に味わいながら、スコットランドの伝統的なクリスマス食材を手に入れることができました。最高のクルマで最高の食材を調達する、贅沢なクリスマス準備の旅でした。
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