円、156円近辺で推移!介入警戒感と経済指標が相場を左右
24日午前のニューヨーク外国為替市場で、円相場は1ドル=156円近辺で動いています。これは、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感がくすぶっているためです。
介入警戒感と円高ドル安
午前9時現在のレートは156円00~10銭で、前日午後5時比で20銭の円高・ドル安。片山さつき財務相の円安けん制発言を受け、市場では介入への警戒感が強まり、円買い・ドル売りが優勢となっています。一時的に155円台半ばまで円高が進みました。
米経済指標は限定的な影響
ニューヨーク市場入り後には、米労働省が発表した新規の失業保険申請の件数が、市場予想を下回る21万4000件となりました。これは2週連続の改善ですが、失業保険受給者総数は増加しており、相場の値動きは限定的となっています。
ユーロも円高ユーロ安
同時刻現在、ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1780~1790ドル、対円では同183円70~80銭と、50銭の円高・ユーロ安となっています。
クリスマス休場を翌日に控えており、市場は落ち着いた動きを見せています。今後の為替相場の動向に注目が集まります。
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