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ビットコイン、クリスマス相場から孤立?買い手不在で低迷続く

投稿日:2025年12月25日

株式市場が年末年始の好調な相場展開を見せる中、ビットコインは低迷から抜け出せていません。伝統的な金融市場とは対照的に、暗号資産市場では買い手が現れず、停滞した状況が続いています。

ビットコイン相場の現状と過去の動き

現在のビットコイン相場は約8万7000ドルで推移していますが、8万5000ドルから9万ドルの狭いレンジに留まっており、活発な値動きは見られません。10月初めには過去最高値を記録したものの、その後は約30%下落し、10月から12月にかけては2022年4月から6月以来の大幅な下落となる見込みです。

市場の冷え込みとETFの動向

10月の急落以降、市場は回復していません。売買高は低水準にとどまり、個人投資家の投機的な動きも鈍化しています。特に、これまで相場を牽引してきた米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)が売り越しに転じたことが、相場の下押し圧力となっています。

他の市場との比較:サンタクロースラリーと金価格の高騰

一方、株式市場では「サンタクロース・ラリー」と呼ばれる年末年始の好調な相場展開が見られ、S&P500種株価指数は過去最高値を更新しました。また、金価格は最高値を更新し、年初来で70%以上上昇。1979年以来最大の年間上昇率となる勢いです。BRNのリサーチ責任者ティモシー・ミシル氏は、「実物資産は長期的なヘッジとして資金を集めている一方、暗号資産は蚊帳の外に置かれている」と指摘しています。

テクニカル要因と流動性の低下

相場停滞の背景には、テクニカル要因も影響しています。ビットコインは、重要な下値支持線である365日移動平均を下回っており、さらなる調整局面に入るリスクが意識されています。また、休暇シーズンによる流動性の低下も、取引の鈍さに拍車をかけています。しかし、最も大きな問題は、相場を支える明確な買い手が見当たらないことです。

ビットコインの今後の動向に注目が集まります。

参照元:TBSCROSSDIGwithBloomberg

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