没入型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が2年で幕を閉じる
2024年3月にオープンした、お台場にある屋内型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が、来年2月28日をもって営業を終了することが発表されました。物語の世界に“没入”できる体験が人気を集めていましたが、開館からわずか2年での閉鎖となりました。
閉鎖の理由と背景
「イマーシブ・フォート東京」は、かつて「ヴィーナスフォート」として知られた商業施設内に誕生しました。小説やアニメの世界観を、映像や俳優によってリアルに再現し、来場者は物語の登場人物になりきって体験できるのが特徴でした。定期的にコンテンツを刷新し、集客を図ってきましたが、運営会社の刀(大阪市)は「事業モデルに照らし、施設規模が過大と判断した」と閉鎖の理由を説明しています。
「没入体験」の波にさらわれた結果?
近年、没入型のエンターテイメント施設は増加傾向にあります。しかし、その運営には高コストがかかることや、集客の安定化が難しいといった課題も存在します。「イマーシブ・フォート東京」の閉鎖は、これらの課題が顕在化した結果と言えるかもしれません。今後のエンタメ業界における没入型施設のあり方に注目が集まります。
詳細については、以下の公式サイトをご確認ください。
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