12月13日に40歳を迎えたプロゴルファーの横峯さくらさん。子育てとプロ活動の両立、そして来季に向けた意気込みを語ったインタビュー後編が公開されました。旧知のカメラマン、南しずか氏との対話を通して、横峯さんの飾らないママとしての顔や、ゴルフに対する情熱が明らかになっています。

30代は転換期！ゴルフ嫌いからのアメリカ挑戦

横峯さんにとって30代は、公私ともに大きな変化があった時期でした。30歳で米ツアーへ主戦場を移し、2021年には第一子の出産、翌年から国内ツアーへの復帰と、ライフステージの変化がプロゴルファーとしてのキャリアにも影響を与えました。しかし、かつてはゴルフが好きではなくなっていた時期もあり、2009年の賞金女王獲得後には燃え尽き症候群のような状態に陥っていたことも告白しています。

そんな横峯さんを救ったのは、夫の森川陽太郎さんの言葉でした。「ずっと続けてきたのに、ゴルフが嫌いなまま辞めるのはもったいないんじゃないかな」という森川さんの言葉を受け、横峯さんはアメリカ行きを決意。リフレッシュと再スタートを切ることを目指しました。

息子の言葉に喜び！オフの楽しみと来季への意気込み

今季は思うような成績を残せなかったものの、最終予選会を通過し、来季の国内ツアー出場権を獲得。来季に向けた準備を進める中で、横峯さんは家族との時間を大切にしています。特に、もうすぐ5歳になる息子との時間は、母親としてかけがえのないものだと語っています。

「去年までは、サンタさんやクリスマスのことをよく分かっていなくて。でも今年はずーっと『クリスマスツリー買おうね、買おうね』言ってて。だからちゃんと一緒にケーキを食べたり、行事的なことを一緒に出来るのが嬉しいなって思っています」と、息子の成長に目を細めます。

また、息子と一緒にイチゴ狩りに行きたいというエピソードも披露。以前はフルーツを食べなかった息子が、最近は全く食べなくなったため、どのように誘おうか悩んでいるとのこと。そんな横峯さんの飾らない姿が、多くの共感を呼んでいます。

そして、横峯さんの心境を大きく変えたのは、息子の「ぼくもプロゴルファーになりたい」という言葉でした。その言葉に、横峯さんは喜びを感じ、プロゴルファーとして第一線で活躍し続けるモチベーションになっていると語っています。

横峯さんのインタビュー全文は、NumberWebで読むことができます。