豊臣秀吉像首折りの衝撃!警察官と男性を器物損壊容疑で書類送検へ
名古屋市西区の円頓寺商店街を賑わせていた豊臣秀吉像が、器物損壊の被害に遭いました。愛知県警は、この事件に関与したとして、愛媛県警の男性警察官と名古屋市西区の男性を器物損壊容疑で書類送検する方針を固めました。
事件の概要
捜査関係者によると、愛媛県警の男性警察官は8月19日の夜、強化プラスチック製の秀吉像の頭部を両手で掴んで回して折るという行為に及んだ疑いが持たれています。さらに、8月23日の未明には、名古屋市西区の男性が秀吉像の頭部を蹴り落とすという行為を行ったとされています。2人の間に面識はないと見られています。
被害と捜査
円頓寺商店街振興組合が破損を発見し、12月に警察へ告訴。現場付近に設置されていた防犯カメラの映像解析などから、2人の特定に至りました。警察官は出張で愛知県を訪れており、事件当時飲酒していたとみられています。
秀吉像の背景と今後の対応
この秀吉像は、2013年に地元の不動産賃貸業を営む時田一弘さんから「商店街の起爆剤に」と織田信長、徳川家康、水戸黄門の像と共に寄贈されました。いずれも強化プラスチック製で、交差点の四つ角に設置され、商店街のシンボルとして親しまれていました。円頓寺商店街振興組合は、年明けにも修復を行う予定です。
今回の事件は、地域住民だけでなく、商店街の活性化に貢献してきた像を傷つけたとして、多くの人々に衝撃を与えています。今後の捜査の進展と、秀吉像の早期修復が期待されます。
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