橋下徹氏、田中真紀子氏の発言を厳しく批判「民主国家で言っちゃいけない」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、田中真紀子元外相の発言をテレビ番組で厳しく批判しました。高市早苗内閣の高支持率について、田中氏が国民の理解不足を指摘したのに対し、橋下氏は「それは絶対に民主国家で言っちゃいけない」と断言し、国民の能力を尊重する姿勢を強く示しました。
高市内閣の高支持率を巡る議論
25日放送の日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」にゲスト出演した田中氏は、高市内閣が発足から2か月で70%を超える高支持率を維持していることについて「一般の方たちは、やっぱりよく分かっておられないんじゃないかというのが根底にあります」と発言しました。
橋下氏の即座の反論
これに対し、橋下氏は「世間の方が分かってないというのは僕は大反対ですね」と即座に反論。「日本国民の教育レベルからすると、僕や田中さん、コメンテーターや政治評論家よりも国民の方の方がよっぽど能力が高い人がたくさんいる」と指摘し、高支持率の背景には国民の賢さがあることを強調しました。
民主主義の根幹を揺るがす発言
橋下氏はさらに、「高過ぎるとか、世の中の人が分かってないなんてことを言っちゃったら民主国家は成り立たないですよ、田中さん」と厳しく述べ、国民を軽視するような発言が民主主義の根幹を揺るがす可能性を指摘しました。
田中氏の謝罪と沈黙
橋下氏の厳しい言葉を受け、田中氏は「よく分かりました。橋下徹さん」と頭を下げました。司会の宮根誠司氏が反論を促しても、田中氏は「いや、しなくていいですよ」と笑顔で答え、議論を深めることはありませんでした。
このやり取りは、政治家やコメンテーターが国民の知性を尊重し、民主主義の原則を重んじることの重要性を示唆するものとして、注目を集めています。
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