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G7、重要鉱物で中国依存脱却へ!チリ・豪と連携強化、サプライチェーン再構築に本腰

投稿日:2025年12月25日

電気自動車(EV)や半導体などに欠かせない重要鉱物の安定供給を巡り、G7(主要7カ国)が中国への依存度を下げるため、資源国との連携を強化する動きが加速しています。来年1月中旬には、G7財務相とチリ、オーストラリアなどの資源国がワシントンで会合を開き、具体的な協力体制を協議する方向で調整が進んでいます。

レアアース問題と中国の支配

特に注目されているのは、レアアース(希土類)と呼ばれる資源です。レアアースは、EVのモーターや半導体など、現代社会を支える様々な製品に不可欠な素材ですが、その生産の6割以上精錬の9割以上を中国が占めています。

しかし、中国政府は過去に輸出管理の規制などを通じて経済的な圧力をかけてきたことがあり、供給の不安定化が懸念されています。また、安価なレアアースの背景には、深刻な環境汚染労働搾取といった問題も存在します。

G7の戦略と今後の展望

こうした状況を受け、G7はチリやオーストラリアといった重要鉱物の産出国と協力し、中国に依存しない安定的なサプライチェーンを構築することを目指しています。1月12日週に開催予定の財務相会合では、レアアースの国際的なルール作りなども議論される見込みです。

日本からは、片山さつき財務相の参加が検討されています。今回の会合は、資源ナショナリズムが高まる中で、G7が資源国の協力を得て、中国への依存から脱却するための重要な一歩となるでしょう。

今後、G7と資源国がどのような具体的な協力体制を構築していくのか、その動向から目が離せません。

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