佐藤流司、ハマり役・濱マイクへの熱い想い語る!時代を超えた“泥臭さ”への憧れと完結編への意気込み
1990年代に映画・ドラマとして人気を博した林海象監督作品『私立探偵濱マイク』シリーズ。その舞台版が2022年から上演され、2026年2月にシリーズ完結編『私立探偵濱マイク-罠-THETRAP』を迎えます。主人公・濱マイクを演じる佐藤流司さんが、作品への深い愛情と、役柄への想いを熱く語ってくれました。
濱マイクへの共感と憧れ
「どの役にも思い入れはありますが、濱マイクは特に大好きで、共感できるし、憧れる存在なんです」と語る佐藤さん。マイクの魅力は、少し抜けているようでいて、決める時は決める“男らしさ”。「今の時代にはない泥臭さにも魅力がある」と、時代を超えた普遍的なカッコよさを強調します。
「少年ジャンプの主人公っぽい」という意外な一面も。華やかで中性的な魅力が主流の現代において、マイクの持つ“泥臭さ”こそが、観客の心を掴むポイントだと語ります。
完結編「-罠-THETRAP」の見どころ
完結編となる本作は、これまでのシリーズ以上にミステリアスな展開が待ち受けているとのこと。「マイクがより危機に直面し、過去に関わってきた人たちが彼のために動く」と、人間関係のドラマも深く描かれることを明かしました。「人との繋がりがすごく大事に描かれている作品」と、感動的な結末を予感させます。
役作りへのこだわり
佐藤さんは、濱マイクを演じる上で、“リアルさ”を追求。「実在する場所の話で、実在した世界観、時代背景を踏襲している作品ですから、ファンタジーにしたくない」と、臨場感とリアリティを重視した演技を目指しています。「もしかしたら、いまどこかで本当に起こっているのかもしれない」という感覚を観客に届けたいと語りました。
相棒・星野との絆
マイクの相棒である星野を演じる矢部昌暉さん(DISH//)との関係性についても言及。「矢部ちゃんとの関係は、マイクと星野くんそのまま、というわけではありませんが、信頼関係という意味では、すごく近いものはある」と、互いの信頼関係が、作品に深みを与えていることを語りました。
西田大輔監督の演出への賛辞
脚本・演出を手がける西田大輔監督の作品について、「絵画のよう」と表現。「美しい世界観が特徴で、脚本も演出も、キレイな絵を見ているようなイメージ」と、その美しさを称賛しました。「泥臭いけど美しいという、相反するものが舞台上に混在しているのがキレイ」と、独特な世界観を語りました。
ファンへのメッセージ
最後に、佐藤さんはファンに向けて「シリーズを通じて、本当に高い評価をいただいて、私自身も大好きな作品ですし、カンパニーのみなさんもこの作品が大好きで、間違いない仕上がりになると思います。安心して見に来ていただければと思います」と熱いメッセージを送りました。
公演情報
舞台『私立探偵濱マイク-罠-THETRAP』
- 【東京公演】2026年2月28日(土)~3月8日(日)サンシャイン劇場
- 【大阪公演】2026年3月14日(土)~15日(日)COOLJAPANPARKOSAKATTホール
- 【愛知公演】2026年3月20日(金・祝)COMTECPORTBASE
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