【F1ラスベガスGP予選Q1速報】雨が呼んだ大波乱!ラッセル圧巻のトップ、角田裕毅&ハミルトンまさかの低迷
悪夢のウェットコンディション!ラスベガスGP予選Q1は大波乱の幕開け
F1第22戦ラスベガスGPの予選Q1は、予測不能なウェットコンディションの中で行われました。
ナイトセッションの気温は12度、路面温度はわずか13度、湿度69%という厳しい環境がドライバーたちを翻弄。この難しいコンディションが、早くも大波乱を巻き起こしました。
ラッセルが雨を制しトップタイム!フェルスタッペンが続く
そんな中、見事トップタイムを叩き出したのはメルセデスのジョージ・ラッセル。
ウェット路面での卓越したドライビングスキルを発揮し、他を圧倒しました。2番手にはレッドブルのエース、マックス・フェルスタッペンが続き、3番手にはベテランのフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が食い込む結果となりました。
フルウェットタイヤが必須!クラッシュ続発の荒れたセッション
雨脚の強さから、全車がフルウェットタイヤ(青)を装着して走行。
しかし、視界の悪さと冷えた路面が各所で黄旗の原因となり、セッションは荒れ模様となりました。
特に目立ったのは、ハースのオリバー・ベアマンがフロントからバリアにヒットするクラッシュ。また、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンも右フロントを壊しながらも、奇跡的に自力でピットへ戻ることに成功しました。
角田裕毅&ルイス・ハミルトンに試練!まさかのQ1敗退
今回のQ1で最も衝撃的だったのは、複数のトップドライバーがまさかの低迷を喫したことです。
フェラーリのルイス・ハミルトンがなんと最下位でQ1敗退という大波乱。
そして、レッドブル傘下の角田裕毅も19番手に沈み、Q1敗退となりました。来季のシートがかかる重要な3戦だけに、この結果は本人にとって厳しいものとなるでしょう。全車が同じ条件の中、アタックのタイミングや路面状況が噛み合わなかった不運もあったかもしれませんが、その影響は避けられません。
ホンダRBPT勢は明暗分かれる結果に
ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載する各チームは、明暗が分かれる結果となりました。
レッドブル・レーシングはフェルスタッペンが2番手と好調を維持する一方、角田裕毅は前述の通り19番手。
レーシングブルズ勢では、リアム・ローソンが10番手と健闘し、イザック・ハジャーも14番手につけ、Q2進出の可能性を残しました。
【F1ラスベガスGP】予選Q1最終順位一覧
以下にF1ラスベガスGP予選Q1の最終順位をまとめました。
1位ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
4位ランス・ストロール(アストンマーティン)
5位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
6位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
7位ニコ・ヒュルケンベルグ(Kickザウバー)
8位エステバン・オコン(ハース)
9位シャルル・ルクレール(フェラーリ)
10位リアム・ローソン(レーシングブルズ)
11位フランコ・コラピント(アルピーヌ)
12位カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
13位ランド・ノリス(マクラーレン)
14位イザック・ハジャー(レーシングブルズ)
15位オリバー・ベアマン(ハース)
<Q1敗退>
16位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
17位アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
18位ガブリエル・ボルトレート(Kickザウバー)
19位角田裕毅(レッドブル)
20位ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
今後の展開に注目!ラスベガスGPは波乱含み
ドライ路面とは全く異なるウェットコンディションとなった今回のQ1は、今後のセッションも予断を許さない状況であることを示唆しています。
各チーム、ドライバーはコンディションの変化にどう対応していくのか、そしてこの波乱の展開から誰が抜け出すのか。
F1ラスベガスGPの行方に、引き続き目が離せません。
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