日本代表に“壊滅的な打撃”!?アジア新リーグ導入で海外メディアが波紋、中国代表は「間違いなくプラス」
アジアサッカー連盟(AFC)が検討している新リーグ「AFCネーションズリーグ」の導入が、日本代表に大きな影響を与える可能性が出てきました。海外メディアもこの動きに注目し、その影響を分析しています。
UEFAモデルのアジア版リーグとは?
「AFCネーションズリーグ」は、ヨーロッパのUEFAネーションズリーグをモデルにしたもので、インターナショナルウィーク中にアジア各国が公式戦を行うというプランです。これにより、アジア各国の代表チームはより多くの試合数を確保できるようになります。
日本代表への影響は?
しかし、このリーグの導入は、日本代表にとっては必ずしも良いニュースではありません。レベルの高い相手との試合機会が減る可能性があるからです。日本代表はFIFAランキングでアジアトップに位置づけられており、常に強豪国との対戦を求めています。アジア内での試合が中心となることで、戦術や技術の向上に繋がるような、より質の高い試合が減ってしまうという懸念があります。
中国代表にとっては好機
一方で、中国代表にとっては大きなチャンスとなる可能性があります。中国のポータルサイト『捜狐』は、「日本と韓国は壊滅的な打撃を受けるだろうが、中国代表にとっては間違いなく良いニュースだ」と報じています。中国代表は近年、国際試合の数が不足しており、このリーグを通じて試合数を増やし、経験を積むことが期待されています。
『捜狐』はさらに、「中国にとって最も重要なのはワールドカップ出場権獲得であり、対戦相手はアジアのチームだ。欧米のチームと対戦することに、あまり意味はない」と主張しています。つまり、アジア内での競争力を高めることが、中国代表にとって最も重要であると考えているのです。
強豪国は苦境に?
日本や韓国のような強豪国は、ワールドカップ予選やアジアカップで比較的容易に出場権を獲得できるため、インターナショナルウィークにヨーロッパ、アフリカ、南米の強豪と対戦する機会を求めています。しかし、ネーションズリーグへの参加が義務付けられることで、その機会が失われる可能性があります。
AFCネーションズリーグの開催が正式決定すれば、日本代表は戦術的な成長の機会を逃し、アジアのサッカー勢力図に変化が訪れるかもしれません。今後の動向に注目が集まります。
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