退職日にゴミ捨て場で…ひとりぼっちだった子猫「ツナ」がくれた生きる希望
2020年7月19日。コロナ禍で不安定な日々が続く中、仕事を退職したmmmさん(@ycqolixhtBVYHfF)の玄関先に、運命的な出会いが待っていました。それは、ゴミ捨て場にひとりぼっちでたたずんでいた、生後推定2カ月の子猫でした。
突然の出会い!必死に助けを求める子猫
退職という人生の節目を迎えた日、玄関を開けるとすぐに、小さな命が目に飛び込んできました。茶トラ猫の「ツナ」くんは、mmmさんの姿を見つけると鳴きながら駆け寄ってきたそうです。
「仕事に行かなければならない」と足早に家を出ようとしたmmmさん。しかし、ツナくんは諦めずに後を追いかけ、必死に助けを求めてきました。その姿を見かねたmmmさんは、ツナくんを抱き上げ、急いで家に戻りケージを用意しました。
重度の猫風邪…それでも諦めなかった
翌日、動物病院に連れて行ったツナくんは、重度の猫風邪と診断されました。目や耳、鼻も炎症を起こし、鼻水で詰まって鳴くことさえ困難な状態だったといいます。
「それでも、力を振り絞って助けを求めてきたんだな」とmmmさんは胸を締め付けられたそうです。しばらくはケージの中で治療を続けながら、ツナくんの様子を見守る日々が続きました。
ツナとの出会いがくれた“救い”
当時、すでに3匹の猫を飼っていたmmmさん。先住猫たちもツナくんに興味津々でしたが、ツナくんは臆することなく、すぐに打ち解けました。「仲良く暮らせそうだな」と感じたmmmさんにとって、ツナくんを保護したことは、大きな救いとなりました。
退職をネガティブに感じていた気持ちも、ツナくんとの出会いによって前向きに変わっていきました。「時間に余裕ができたことで、ツナの成長を見守ることができた。出会いもタイミングもすべて奇跡的で、『ツナのおかげだな』と感じました」とmmmさんは語ります。
退職という新たなスタートの日に、ツナくんとの出会いが、mmmさんの人生に生きる希望を与えたのです。
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