日本ハムファイターズの小村勝球団社長が26日、エスコンフィールドで仕事納めを行い、今季の成績を振り返るとともに、来季の優勝への強い決意を表明しました。また、有原航平投手の古巣復帰についても喜びを語り、チーム強化への期待を膨らませています。

エスコンフィールド、3年目の集客力に感謝

エスコンフィールドHOKKAIDOが開業3年目を迎え、累計約1200万人ものファンが訪れました。今季の来場者数は約450万人と右肩上がりに増加しており、小村社長は「本当に感謝しています」と喜びを語りました。エスコンフィールドとFビレッジを含めた集客は、定量的にも定性的にも高い評価を得ているとのことです。

有原航平の復帰に「感謝！よく選んでくれた」

今オフ、ソフトバンクを自由契約となった有原航平投手を獲得したことについて、小村社長は「感謝しています。よく選んでくれた。期待しています」と熱いメッセージを送りました。有原投手の復帰は、6年ぶりのエースの帰還となり、チームの大きな戦力となることが期待されます。交渉では4年契約をベースとした好条件を提示したことも明かされました。

エスコンマネーでチームを強化！

小村社長は、エスコンフィールドの収益をチーム強化に活用していく方針を強調しました。「いわゆるエスコンマネーって言われますけども、当然、エスコンで出た利益をチームに溶かして、そしてファンの人に喜んでもらうっていうサイクルを常に作っていきたい」と述べ、エスコン効果によるチームの強化を約束しました。野球が強くなることで全体の雰囲気が良くなることを重視し、ファンのために経費を惜しまない姿勢を示しました。

西川遥輝も獲得！補強ポイントを強化

今オフは、21年まで日本ハムに在籍した西川遥輝選手も獲得しており、小村社長は「ファイターズらしい、なんとなく計算できるとかではなくて、いろんな角度から補強なり、今の選手のレベルアップも含めてやっていけている」と、チームの補強状況に自信を見せました。2026年も北海道一丸となって、大航海を続けていく決意を表明しました。