ナポリFWホイルンド、古巣マンUへの“当てつけ”投稿に炎上!英メディアはクラブの課題に言及
ナポリのFWラスムス・ホイルンドが、スーペルコッパ制覇を喜び、SNSに投稿した内容が物議を醸しています。マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍してきたホイルンドの言葉は、古巣のファンから激しい反発を招き、英メディアもこの一件をきっかけにマンUのクラブ構造に疑問を投げかけています。
スーペルコッパ制覇の喜びを語ったホイルンドの投稿
現地12月22日、ナポリはスーペルコッパ決勝でボローニャを破り、2014年以来3度目の優勝を果たしました。この試合で先発出場したホイルンドは、チームの勝利に貢献。喜びを分かち合うようにSNSに「素晴らしい決断とはこういうものだ」と投稿しました。
しかし、この言葉がマンUファンにとって刺さったのです。昨季のプレミアリーグでわずか4得点に終わり、今季は序列が低下。レンタル移籍を余儀なくされた経緯から、ホイルンドの投稿はマンUへの当てつけだと受け止められ、怒りの声が噴出しました。
マンUファンの怒りとメディアの分析
英スポーツ専門サイト『GiveMeSport』は、マンUファンからの怒りのコメントを紹介。「クラブに嫌味を言う暇があったらプレーに集中しろ」「子どもの頃からユナイテッド・ファンだと言っていたくせに」「チーム史上最悪のストライカーのひとり」といった厳しい意見が並んでいます。
メディアは、ホイルンドの行動がリスクを伴うと指摘。過去に同様の行動を取ったジェイドン・サンチョの例を挙げ、新天地での活躍が続かない場合、古巣との関係が悪化する可能性を示唆しています。
マンUの構造的な問題に焦点を当てる
一方で、メディアはホイルンドの投稿を批判するだけでなく、マンU自身の問題点にも目を向けました。「ユナイテッドというメガクラブでプレーするプレッシャーが選手を圧し潰しているのか、それともクラブ自体が手持ちの才能を最大限に活かせないのか」と疑問を呈し、マンUが選手の自信を奪ってしまうのではないかと指摘しています。
アントニー、スコット・マクトミネイ、サンチョなど、マンU加入前後に才能を発揮した選手たちの事例を挙げ、クラブの“呪い”のような状況を打破できていないことを強調しました。
コンテ監督の皮肉と元チームメイトの反応
ナポリのアントニオ・コンテ監督も、ホイルンドとマクトミネイについて「ユナイテッドではほとんどプレーしていなかった。私がこれまで指導してきたすべての選手は、技術的にも、戦術的にも、精神的にも、必ず成長してきた」と発言。マンUへの皮肉とも取れるコメントをしています。
また、ホイルンドの投稿には、マンU時代の元チームメイトであるリサンドロ・マルティネス、パトリック・ドルグ、チド・オビ、アンドレ・オナナらが「いいね」を押し、祝福のコメントを送っています。
ホイルンドの今後の展望
ホイルンドは来夏にナポリへの完全移籍が予想されています。チャンピオンズリーグ出場権獲得など、いくつかの条件を満たせば、イタリアでのプレーが恒久的なものとなるでしょう。
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