有馬記念2024:捲り差しで大穴狙い!若手予想家・のれん氏が徹底分析
12月28日(日)に中山競馬場で開催される、第70回有馬記念(G1)。賞金5億円をかけた年末の競馬の祭典を、若手の実力派予想家・のれん氏が徹底的に展望します。今年はどんな馬が勝利を掴むのか?詳しく見ていきましょう。
有馬記念のコース特徴と枠順の重要性
中山芝2500mは、コースの合流点の手前からのスタートとなるため、外枠の馬はポジションを取りにくいとされています。そのため、枠順抽選会への注目度は日本一高いと言えるでしょう。しかし、近年は馬場改修の影響もあり、必ずしも内枠が有利とは限りません。複勝回収率で見ると、80%前後と標準的な数値であり、特に差し馬は中から外枠の方が期待値が高いと考えられます。
荒れる馬場状態とレース展開の鍵
今年の有馬記念は、昨年と比べて馬場状態が荒れる可能性が高いです。先週も雨の中での競馬が行われ、タフな馬場状態となりました。今週の天気予報では雨の心配はないものの、気温がかなり下がるため、雨の中使われたなりのダメージが残りそうです。このような状況下では、前残りが多発しやすく、後続が追い込みにくい展開が予想されます。
逃げ馬対決とマイネルエンペラーの存在感
レースの注目は、ミステリーウェイとメイショウタバルのどちらが逃げるかという点です。両馬ともロングスパートが得意で、天皇賞(春)でも早めの競馬で掲示板に食い込んでいました。今回の有馬記念でも、得意の展開に持ち込むために早めに動く可能性が高いでしょう。また、マイネルエンペラーの存在も重要です。天皇賞(春)では、後方から追い込んできたビザンチンドリームがタイム差なしの2着に入っており、後方で脚を溜める戦法が有効だったことを示唆しています。
捲り差しが有効な理由と狙い目
以上の状況を踏まえると、今年は捲り差しが有効な戦術になると考えられます。しかし、ビザンチンドリームが回避したため、一から考え直す必要が出てきました。メンバー構成を考えると、後方に控えそうな馬が少ないため、最後まで悩むことになりそうです。荒れ気味の馬場と早めのペースが予想される今年の有馬記念。大穴を狙える可能性を秘めています。
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