12月27日、阪神競馬場で行われた阪神カップ（GⅡ）で、3番人気のルガル（牡5歳）が、1番人気のナムラクレアとの激しい追い比べを制し、見事優勝を果たしました！タイムは1分19秒0と、コースレコードを樹立する圧巻の走りでした。

展開とレース結果

ルガルは、好スタートから5番手でレースを進めました。ハイペースの中、リズムを崩さず、直線に入ると内から鋭く追い込みます。しかし、ナムラクレアに一度交わされてしまう場面もありましたが、ゴール直前で再び差し返し、劇的な勝利を飾りました。鮫島克駿騎手は、素晴らしい騎乗技術でルガルを勝利に導きました。

鮫島克駿騎手のコメント

レース後、鮫島騎手は「追い負けないように頑張りました。（杉山晴）先生からも『スタートを十分に気をつけて』と言われていたので、出遅れたレースとうまく出ているレースを何度も見返して、自分なりに正解を出せていたので、うまく出すことができました。馬の勝負根性は、さすがGⅠ馬だなというところを見せてくれました。去年、GⅠを勝ってからなかなか馬自身、結果が出ていないときもありましたが、前走からしっかり立て直して、GⅠ馬らしい走りだったと思います。きょうもGⅡの阪神Cを勝てて、いい感じで中山に向かえるので、明日（有馬記念のサンライズジパング）も頑張りたいです」と、喜びを語りました。

今後の展望

この勝利で、ルガルは今後の更なる活躍が期待されます。次走は中山競馬場でのレースが予定されており、有馬記念に向けて調整が進められることでしょう。GⅠ馬の底力を見せつけたルガルの今後の走りから目が離せません！

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