町田ゼルビアが天皇杯初優勝の快挙!藤田晋社長は“変則2冠”も…決勝戦の「空席」に宮本恒靖会長が「寂しい数字」と課題を指摘
町田ゼルビア、悲願の天皇杯初制覇!藤田晋社長も「今年やば過ぎて草」と歓喜
2024年11月22日、サッカー界に新たな歴史が刻まれました。天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で行われ、FC町田ゼルビアがヴィッセル神戸を3-1で下し、クラブ史上初となる優勝を果たしました。
この快挙には、株式会社サイバーエージェント代表取締役で町田ゼルビアのオーナーを務める藤田晋社長も、自身のSNSで「今年やば過ぎて草」と投稿。さらに競馬での成功と合わせ「武運強すぎ」「変則2冠」と称賛の声が相次ぎ、その強運ぶりと手腕に注目が集まっています。
SNSで「国立ガラガラ」がトレンド入り…決勝戦の観客数は3万1414人
歴史的な一戦となった天皇杯決勝ですが、試合会場の国立競技場では空席が目立つ異例の光景が広がっていました。SNSでは「国立ガラガラ」がトレンド入りするなど、その反響は大きく、発表された観客数は3万1414人にとどまりました。
この数字は、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長も言及するほどの「寂しい数字」であり、試合後の会見で現状への危機感をにじませました。
宮本会長が語る「寂しい数字」の背景と今後の検証
宮本会長は、観客数の低迷について「いろんな要因があると思います」と語り、複数の可能性を指摘しました。具体的には、11月の国立競技場での試合が多かったこと、準決勝と決勝の間隔が短かったこと、そして関西のチームと関東のチームとの対戦といった地理的な要因も挙げられました。
しかし、「サッカー人気そのものが低下しているなどのそこまで深く深刻には捉えてない」としつつも、「天皇杯の決勝がやっぱり3万人ちょっとというのは、寂しい数字ではないかなと思いますし、繰り返しになりますけどその要因というのをしっかり調べなきゃいけないなと思っています」と、現状の深掘りと検証の必要性を強く訴えました。
町田ゼルビア、圧巻の攻撃力で神戸を圧倒!歴史的勝利の瞬間
試合は前半立ち上がりの6分、町田が左サイドからのクロスをFW藤尾翔太選手が頭で合わせ先制。さらに前半32分には、FWミチェル・デューク選手のパスを受けたMF相馬勇紀選手が冷静に流し込み追加点。後半11分には、敵陣でボールを受けた藤尾選手が左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺して3点目を奪いました。
その後、ヴィッセル神戸の猛攻を1点に抑え、3-1で勝利したFC町田ゼルビア。まさにクラブの歴史を塗り替える劇的な勝利となりました。この快挙と同時に浮上した「観客数」という課題に、今後の日本サッカーがどう向き合っていくのか、その動向に注目が集まります。
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