ボクシング界のモンスター、井上尚弥選手が、またもや歴史的な金字塔を打ち立てました！現地時間12月27日、サウジアラビアで開催された「NIGHTOFTHESAMURAI」で、WBC世界スーパーバンタム級2位のアラン・ピカソ選手（メキシコ）との激戦を判定勝利で制し、世界戦を27連勝としました。

年間4度の防衛成功！49年ぶりの快挙！

この勝利で、井上選手は世界スーパーバンタム級4団体統一王者の座を維持し、年間4度の防衛を達成。これは、1976年のムハマド・アリ以来、49年ぶりの快挙となります。さらに、世界戦27連勝は、かつて5階級制覇を成し遂げたフロイド・メイウェザー氏らを上回り、歴代単独トップの新記録を樹立しました。

試合内容：強豪ピカソを圧倒！

試合前にはバンテージの巻き直しというアクシデントもありましたが、井上選手は冷静沈着にリングへ。序盤から積極的にジャブを繰り出し、ピカソ選手との距離を測りながら、鋭い右のオーバーハンドや強烈な左ボディでプレッシャーをかけました。前回のムロジョン・アフマダリエフ戦とは異なり、足を止めて強打を放つ姿からは、KOを狙う強い意志が感じられました。

ピカソ選手も屈強で、井上選手の攻撃にひるむことなく立ち向かい、一度のダウンも許しませんでした。しかし、総合力で勝る井上選手が、最終的に3-0の判定で勝利を収めました。ピカソ選手の闘志と技術も目を見張るものがありましたが、井上選手の圧倒的な力がそれを上回りました。

年間4試合全勝！今後の展望は？

2025年は激闘続きの一年でしたが、井上選手は年間4試合全て勝利し、完璧な形で締めくくりました。今後の展望としては、戦前に言及していた5階級制覇を目指すのか、それとも国内のライバルである中谷潤人選手との日本人対決を選ぶのか、注目が集まります。いずれの道を選んだとしても、井上選手はファンに新たな衝撃を与えてくれることでしょう。

井上尚弥選手の今後の活躍から目が離せません！