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【福島記念】ドゥラメンテ産駒ニシノティアモが重賞初制覇!1番人気エコロヴァルツは惜しくも2着、初タイトル持ち越し

投稿日:2025年11月22日

2025年11月22日(土)に福島競馬場の芝2000mで行われたGⅢ福島記念は、3歳上馬による混戦のハンデ戦となりました。このレースを制したのは、新星ドゥラメンテ産駒のニシノティアモ。見事4連勝を飾り、重賞初制覇という輝かしいタイトルを手にしました。
しかし、競馬ファンの注目は、惜しくも重賞初制覇を逃した1番人気馬エコロヴァルツ(牡4・牧浦)にも集まっています。なぜ、〝名より実〟を選んだエコロヴァルツは勝利を掴めなかったのか、その詳細に迫ります。

1番人気エコロヴァルツ、GⅠ回避も実らず2着惜敗

単勝オッズ3.4倍と断然の1番人気に推されたエコロヴァルツ。同日開催のGⅠマイルチャンピオンシップへの登録もありましたが、陣営はより確実な勝利を目指し福島記念を選択しました。まさに「名より実」を重んじた出走でしたが、結果は勝ち馬から1馬身1/4差の2着。悲願の重賞初タイトルは、またも次へと持ち越される形となりました。

初コンビ・プーシャン騎手が語る敗因と課題

初コンビを組んだプーシャン騎手は、レースで好スタートを決めると、スムーズに好位置をキープ。外からの進出馬にも冷静に対応し、常に良いポジションを保ちました。
しかし、ペースが想定よりも上がらないと判断したプーシャン騎手は、4コーナー手前から促して前との差を詰めにかかります。懸命の追い上げを見せたものの、先に抜け出した勝ち馬ニシノティアモは、エコロヴァルツよりも4.5キロ軽いハンデで出走しており、この斤量差が最後まで響きました。2着を死守するのが精一杯という結果に終わっています。
レース後、プーシャン騎手は「ペースが思ったほど上がらない中で、最後まで一生懸命走ってくれました。斤量(58.5キロ)も背負っていましたしね」と、ハンデ差を敗因に挙げました。さらに、「コーナーを回るときのバランスがひと息なので、広いコースのほうが合っています」ともコメント。小回りコースの福島競馬場が、この馬にとって最大のパフォーマンスを発揮できる舞台ではなかった可能性も示唆されました。

重賞で光る安定感、次なる挑戦への期待

エコロヴァルツは今年、3度のGⅠ挑戦を含む6戦すべてを重賞で戦ってきました。勝ち星こそありませんが、いずれのレースも勝ち馬から0秒6差以内という驚異的な安定感を見せています。その実力は誰もが認めるところであり、まさに「近くて遠い」タイトルへの道のりを歩んでいると言えるでしょう。
今回の2着惜敗は悔しい結果となりましたが、経験を重ねるごとに成長を続けるエコロヴァルツの次なる挑戦に、競馬ファンからの期待は高まるばかりです。悲願の重賞タイトル獲得に向け、今後のエコロヴァルツの走りにますます注目が集まります。

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